「裏窓」殺人事件 (中公文庫 い 74-11 警視庁捜査一課・貴島柊志)
- 中央公論新社 (2011年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122054370
感想・レビュー・書評
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久しぶりに今邑彩の作品を読んだが非常に面白かった。今回はホラーではなくミステリーであったが今邑彩らしい描き方で読み入るように一気読みしてしまった。この作風の表現の仕方を知らないのが口惜しくてならない。
残念なのが、もう今邑彩が亡くなってしまっていることである。あと何冊この方の作品を読むことができるのであろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貴島刑事もの2作目。
彼の過去も少しずつ明らかになっていく。
事件は、タイトル通り、映画「裏窓」のような目撃が
重要なポイントになっている。
少女が見たものと、その後の女子大生殺人事件の
関係は?
ホラー的な描写がありつつ、事件の謎は現実的に解決
されるというのがいい。 -
2011.10.15読了。
最後まで犯人が読めなかったなー。
でもちょっと無理矢理? -
貴島刑事シリーズ第二弾です。著者によると「怪奇と本格推理の融合」にこだわったため、どえらい苦労をしたとのこと。意外な真相とエピローグ含め、楽しく読めました。
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この人らしいホラー感あるミステリーが大好き。
世界観があるけど読みやすく、忘れた頃にまた読もうと思う。 -
このシリーズ面白くて好き。
最初からたくさんの伏線が張ってあって、最後のオチはゾッとした。 -
読みやすくて良い
ただシリーズ物なのに貴島に魅力を感じない -
他人の部屋を覗いていて知ったことって別の誰かには話せないわな。それが重要なことであっても。
そのことを利用されていたとしたら……。