- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122054530
作品紹介・あらすじ
"最凶の連続殺人犯"と呼ばれた近藤房子が逮捕されて五十数日。依然として黙秘を続ける房子のもとへ、「Mに従え」とだけ書かれた差出人不明の手紙が届く。一方、SRO室長・山根新九郎は、東京地検から房子との面会要請を受けるが-。
感想・レビュー・書評
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SRO第1話で逮捕されたシリアルキラーの近藤房子は、取り調べに対して黙秘を続けていた。その近藤房子を奪おうとするとんでもない2人組がいて、その奪取をまんまと成功させる。ところが彼らが計画していたことに齟齬をきたしてくる。そこから近藤房子がサイコパスの本領を発揮して、物語は意外な展開を見せていく。近藤房子の行動や心理を詳細に描いていて、サイコパスの恐ろしさを感じさせる。SROのメンバーたちも相変わらず個性を発揮して面白い。芝原麗子副室長は片付けられない女だということが明らかになった上に、近藤房子にもトラウマを植え付けられてしまったし、さてこれからどうなるのか。
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SROシリーズ3作目。
1作目で登場したシリアルキラーが再びSROチームの前に現れ、今回は副室長:麗子が標的にされる。
室長:新九郎の想定通りのシリアルキラーっぷりを見せる連続殺人犯は世間からも注目を集め、崇拝するような人間も出現。とある2人が逃亡の手助けを計画する。
逃亡計画を立てて実行する2人もすごいが、シリアルキラーは想像のはるか上をいく異常っぷり。途中で読む手が止まってしまうほど描写がリアルでグロテスクで怖い。
1作目で心身ともに被害を受けた事務職員:沙織が再び、今度は家族全員が狙われるのも恐怖!
今回、木戸家の警備として一課の女刑事:坊屋が登場。針谷に敵対心(ライバル意識?)を持ち、何かと針谷の行動を批判するけれど、常識が通用しないシリアルキラーを前にしては正しい行動がすべてじゃないし、無力。
一瞬の迷いや判断ミスで悲劇が広がっていく。
シリアルキラーがシリアルキラーと呼ばれる所以が発揮されてる1冊。
SROチーム含めて事件に関わった全員が心身に深い傷を残すも戦いは終わらず。またどこかで出現するであろうシリアルキラーを絶対に捕まえてほしい! -
おもしろすぎてまたまた一気読みしてしまった…
最凶の連続殺人鬼・近藤房子が逮捕されるも完全黙秘を貫く。
「山根さんと話せたらしゃべるかも~」的な近藤の態度に検察側は近藤とSROの山根室長と面会させることに…。そんな折、近藤房子のもとに「Mに従え」というメッセージが届き…。
近藤房子のサイコパスっぷりがすごすぎて読んでて恐怖を通り過ぎて逆に笑ってしまった~。
で…ついにSROの麗子さんの部屋の秘密もバレちゃって…トラウマも…
そして明らかになる川久保くんのストーカー事件の真相
SROチーム…大丈夫か!?
巻が進むたびにチームがもういろんな意味で大ケガしてるよ~今後の展開が心配だよ
今回はハリーがバンバンいかなかったけど
もしや女ハリーが登場か!?
な~んて思ったけど…
いや~近藤房子
ラストも近藤房子ぽくてよかったな~
次の巻が楽しみすぎる!! -
“最凶の連続殺人犯”と呼ばれた近藤房子が逮捕されて五十数日。依然として黙秘を続ける房子のもとへ、「Mに従え」とだけ書かれた差出人不明の手紙が届く。一方、SRO室長・山根新九郎は、東京地検から房子との面会要請を受けるがー。
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好きなシリーズなので3作目。やはりというかあの人物が再登場した。この先も苦しめてくれそうな予感。思ったよりも生々しい描写が多くて驚いたが懲りずに自作も読んでしまうのだろう。
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シリーズ3作。シリアルキラー房子再び。護送中の連続殺人犯房子が何者かの手助けによって逃走。殺人鬼が野に放たれる。SRO副室長麗子をおとりに犯行の生き証人木戸沙織に魔手を伸ばす…。無造作に人を傷つけ命を奪う悪魔とSROの戦いは今回だけでは終わらない。
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SRO1で捕まえたシリアルキラーの近藤房子が振り込め詐欺で多額のお金を得たあほな若者によって脱走する話。近藤房子が振り切れててよい。SROメンバーが活躍しないというパターンも面白い
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期待を裏切らないですね!Ⅰで登場したキラークイーンこと近藤房子が登場。捕まったこのキラークイーンがどうSROと対峙していくのか。手に汗握る展開です!面白かった