もぐら 凱 (上) (中公文庫 や 53-7)

著者 :
  • 中央公論新社
3.55
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本棚登録 : 434
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058545

作品紹介・あらすじ

首都を混乱に陥れた同時多発テロから一年。国家公安委員会が警視庁"モール"の増強を進めるなか、何者かによって古谷警部補が殺された。さらに沖縄で平穏な日々を過ごしていた竜司の元にも、かつてない強力な敵が襲いかかる。やがて姿を現す巨大な陰謀、そして謎の無国籍集団!史上最大の戦いへと向かう、シリーズ第七弾。書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • R1.9.29 読了。

     前作のもぐら闘より続く不穏な存在。モールのメンバーをねらった無国籍者の格闘集団、クラヴ・マガなる格闘技の使い手、格闘場のディーン、平穏な生活を始めた影野と紗由美にも魔の手が忍び寄る、沖縄決戦などなど。目が離せない展開に一気読みしてしまいました。
     下巻が気になる。

  • 旧もぐら最終巻。次々に主要メンバーがやられ追い込まれていくモールに活路はあるのか?下巻に続く。

  • 『もぐら 凱 (上) 』/矢月秀作

    アクションハードボイルドのジャンルでは、好きな作家さんの一人になります。
    好きになった、きっかけが、この『もぐら』シリーズでした。個人的に、はじめて口にした料理のはじめての味という感じでしょうか。絶対に忘れられない味と同じように、著者が描き出しているエッジの効いた作風は、とても刺激的した。刺激というより、生々しいリアルが伴う刺激とでもいうのでしょうか。最初のうちは、刺激が強すぎる部分は多くあり、徐々にそれを欲するようになる。。。

    今作は、前作の首都を混乱に陥れた同時多発テロから1年。国家公安委員会が警視庁モールの増強を進める中、何者かによって古谷警部補が殺された。シリーズ完結にして、最大の難敵が現れる。ページを捲る手は、スピードを増すばかり。。

  • ガーン・・・死んじゃったよ。。。

  • 書き下ろし文庫『もぐら』シリーズ最終章!!出だしから格闘シーンのオンパレード。今までは一冊毎にテーマが有り、またスピンオフ的な誰かが主役となり格闘だけでなくその人物の心情が描かれていた。最終章は誰がと言うことではなく、とにかく格闘シーンがヤバい。強い!もぐらシリーズ最初で最後の上・下巻。1ページ目から気を抜くことのできない内容で読む手が止まらない。

  • シリーズ第七弾にして完結編。しかも、今回はシリーズ初の書き下ろし。

    突然、謎の無国籍集団がモールを名指しで襲い、モールの若手・古谷警部補が殺害される。そして、謎の無国籍集団の魔の手は沖縄でひっそり暮らす元モールの影野竜司にも迫る…

    完結編だけに前作までの登場人物がオールスターキャストで登場する。ストーリーは単純明快で、最近では余りお目にかからなくなった男の肉体闘争が存分に堪能出来る。

  • 首都を混乱に陥れた同時多発テロから一年。国家公安委員会が警視庁“モール”の増強を進めるなか、何者かによって古谷警部補が殺された。さらに沖縄で平穏な日々を過ごしていた竜司の元にも、かつてない強力な敵が襲いかかる。やがて姿を現す巨大な陰謀、そして謎の無国籍集団!史上最大の戦いへと向かう。

  • 最終巻だからか主要人物も死にすぎ。
    ああ、この人も死ぬな…て目で見てしまう。
    格闘シーンはもう流し読み。
    とにかく最後までは読もうと思う。
    影野は強いんだけど本人も言ってる通り中途半端なんだよ!

  • まさかこんなにどんどん死んでしまうなんて。
    次々強敵出てきて参りました。
    もう頼みの綱は竜司しかいません。
    また穏やかな日々を迎えられるか不安だけど頑張ってほしいです。

  • もぐら最終話。第7弾。

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著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向。「もぐら」シリーズが100万部を突破し、大ブレイク。「もぐら 新章」「D1」「ACT」「刑事学校」「警視庁公安0課」などシリーズ多数。

「2022年 『紅い塔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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