ルーキー - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と 25-32 刑事の挑戦・一之瀬拓真)
- 中央公論新社 (2014年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122059160
作品紹介・あらすじ
一之瀬拓真、二十五歳、交番勤務から千代田署刑事課強行犯係に転属した新人刑事。管轄はビジネス街-このエリアは窃盗犯中心だと聞いたが、初日から殺人事件が起きる!被害者に恨みをもつ人物はなかったが、不審な入金が発覚し、捜査陣は色めきたつ。一之瀬は教育係の藤島の薫陶の下、第一歩を踏み出す。新シリーズ、始動!文庫書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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刑事小説のベテラン作家さんが書く新米刑事の話。
前回まで読んでいたシリーズとはまた別な感じがして良かったです。
インターネット系の会社の総務主任の人が無惨な殺され方をされ、それを調査しているうちに色々なことがわかってきます。 -
一之瀬シリーズ第1弾。発売は2年前。読みたいと思っていたけど、図書館になくて、なかなか読めなかった。奇遇にも、先日古野まほろの「新任巡査」を読み終えたばかりで、新人物が続いたが、描かれ方がまったく異なり、どちらの作品も作者の色が活かされていて、面白かった。有楽町で起こった殺人事件を先輩に導かれながら、ルーキー・一之瀬が解決していく。IT企業やブラック企業など、ちょっとだけ経済的な部分にも触れ、第1弾としては面白かった。
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一之瀬拓真、千代田署刑事課強行犯係に配属された新人刑事。新シリーズ。
IT企業に勤める出世頭の総務課長が刺殺される。ベテランの藤島一成、通称イッセイさんとのコンビで刑事人生がスタートする。
テンポ良い展開、なかなかに面白い。 -
お母さん・・・拓真が、きちんとデカになれるか心配で心配で眠れません。ちゃんと藤島さんの言う事を理解しているかしら?まさか、捜査会議で素っ頓狂な発言してないかしら?初めての殺人事件、ご遺体を前に倒れてないかしら?初めての聞き込みで大事な情報を口走ってないかしら?初めての取り調べで、感情に任せて突っ走ってないかしら?お母さん・・・心配でたまりません。ぼぉーっとしないで、シッカリ!先輩に着いて行かないとダメですよ。時々、偶然当たる勘が貴方の取り柄です。100点貰えるように頑張らなアカンよ。
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警察に入って三年目、刑事になったばかりの一ノ瀬!。赴任早々殺人事件が発生、捜査を通じてヤクザと渡り合ったり、容疑者と駆け引きしたり少しずつ成長していく姿が描かれてます
堂場作品は、本筋のサスペンスの謎解きよりも人間の描き方に生活感があるのが面白くてつい読み進めてしまいます -
なんだか海くんを思い出したな。成長していく登場人物。今回も楽しみだ。
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「海くんを思い出した」に、共感します♪
堂場ファンなら、わりとみんながそう感じるかと思います。「海くんを思い出した」に、共感します♪
堂場ファンなら、わりとみんながそう感じるかと思います。2016/03/17
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ここから、立派な刑事になっていくのでしょうね。
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今までベテラン刑事ものシリーズを読むことが多かったので新人、一ノ瀬のこの作品はなんか刑事物の基礎みたいな感じ?!
これからどうなっていくのかが楽しみだけど。
とりあえずこの先も読んでみようと思う。
堂場瞬一のシリーズ制覇したい -
堂場瞬一さんの作品を読み始めて4人目の主人公。今までの主人公は24時間365日刑事という感じだったから、新人刑事の仕事に対する甘さが見えたな.でも、これからどう成長していくかが楽しみ。