皇国の守護者8 - 楽園の凶器 (中公文庫 さ 60-8)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 145
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122060760

作品紹介・あらすじ

凍てつく冬の早暁、駒城下屋敷に銃声が轟き、凱旋式典の残滓を纏う皇都に軍靴の響きが。五将家の雄・守原が起ったのだ。皇宮を抑えた蹶起軍は玉体を手中にし市街を制圧。その"義挙"は完遂目前となった。唯一、暗殺者どもを撃退した近衛中佐・新城直衛を除いて…鮮血で刻まれる歴史がいま幕を開ける!書き下ろし短篇「我らに天佑なし」収録。

感想・レビュー・書評

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  • 皇都叛乱の始まりを告げる新城の暗殺未遂から入って、このまま皇都が戦火に見舞われる、かと思いきや二部では時間が遡って叛乱直前の新城の身の回りの些事が語られて次巻へで肩透かし。

    虎城戦あたりから増えてきた情人とのねっとりとしたやりとり、心象描写が今巻で作者が書きたかったのかなと感じた。

    あと残り一巻か…

  • いよいよ緊張感高まってきた感じです・・・




    でも未完なんだよね。

  • シーリーズ9巻まで楽しく読めた。
    4巻位までが一番好き。

  • 新城さんは、指揮官はできても王様はできないのね。
    戦い続けることしかできない。
    政治の世界もまた戦いかもしれないけど、国を治めるタイプではないのだろう。
    生き抜くために、命果てるまで戦い続けるのだろうな。

  • 読了日:2018/03/02

  • 内戦ぼっ発ぅー。

    いろんなヒトたちがアレやコレやと画策したり暗躍したり。

    守る側もヒソカに準備万端整え、よっしゃ来い!とがっぷり四つ。

    ・・・・・既刊の出版具合からいくと、次号で終了?
    巻末カキオロシだけぢゃなく、ちゃんとの続編もお頼み申す。

  • 毎巻外伝のためだけに購入してるんだけど
    ついつい本編を読み直してから巻末の外伝を
    読んでるなあ~、今回もですが^^;
    外伝で未来のこととは言え”帝国”以外の勢力
    が出てくるのは嬉しい。
    しっかし”皇国”の未来はやっぱり対露戦争を
    辛勝した勢いそのまま海軍を拡張し続けた
    挙げ句に結局は壊滅してしまった
    どこぞの国かねぇ・・・w

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著者プロフィール

佐藤大輔
1964年4月、石川県生まれ。ゲームデザイナーを経て作家となる。戦略シミュレーション小説に独自の世界を切り開き、ミリタリーSFなどでも活躍。著書に『征途』、「レッドサンブラッククロス」シリーズ、「皇国の守護者」シリーズ、「地球連邦の興亡」シリーズ、「エルフと戦車と僕の毎日」シリーズ、『帝国宇宙軍』など多数、コミック原作に「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ほかがある。2017年3月、死去。

「2023年 『凶鳥〈フッケバイン〉/黙示の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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