- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122061392
作品紹介・あらすじ
未来の宇宙飛行士に伝えたい「学び」のエッセンスを初公開!幼少時代の家庭教育、受験勉強、宇宙飛行士選抜試験、英語・ロシア語の習得法まで。諦めない心と、夢を叶える力はどのように培われたのか-その軌跡を綴る94篇。『宇宙兄弟』小山宙哉氏との特別対談も収録。
感想・レビュー・書評
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山崎直子さんが宇宙飛行士になるまでの道のりを知ることができる。幼少時代の家庭教育、高校・大学受験、宇宙飛行士選抜試験、語学の取得法などのエッセンスがまとめられており、学生はもちろん、子育てに奮闘中の親御さんにもおすすめしたい一冊。
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いわた書店 一万円選書の選書本(2/10)
高校時代から、私が守っている「教え」があります。(中略)その三浦先生に言われたのが、「テレビを見るときは、すぐそばに『三種の神器』を置いておきなさい」。(p48)
私はこの本を読みながら、紙の辞書を購入した。
分からない言葉を調べる時のワクワク感を久しぶりに思い出した。
宇宙飛行士になるための具体的な勉強法が書かれているのかと思ったら、著者の生い立ちや宇宙飛行士選抜試験の内容が書かれた一冊だった。
しかし、宇宙飛行士なのにお留守番だったことや、実際に宇宙に行ってどうだったかが記載されており、私はその部分が特に面白いと思った。
著者は、目の前にどんなに大きな壁があろうとも、夢の途中で寄り道しようとも、無駄だと決めつけず楽しもうという気持ちが強い方だなという印象を持った。
親の放任主義が良い影響を与えたのかな。
私でも宇宙に行ける日が来ることを楽しみに待っていよう。 -
宇宙飛行士というのでどんな英才教育を受けたのかと思いきや、居間でテレビは付けっぱなし、廊下で勉強していたというから驚いた。
親が、というよりも山崎さん自らの強い意志と勉強への適性、努力の上に宇宙飛行士という夢を掴まれたのだということが分かる。
訓練を楽しめるかどうか、というのは非常に大事だと思った。夢のために無理矢理頑張るのではなく、楽しむことにより高いパフォーマンスを上げられるのだなと感じた。 -
元宇宙飛行士の著者が、生い立ちから宇宙飛行士の選抜試験に合格し、長い訓練期間を経て2週間の宇宙飛行を経験するまでを綴った書。「将来、宇宙飛行士養成学校で教えることがあるとしたら、未来の宇宙飛行士たちに何を伝えたいだろう」と考えながら書いたという。
宇宙飛行士としていちばん大変なことについて、「宇宙にいつ行くのか見通しがつかないこと」と語っていたのが印象的。
初フライトの後あっさりと宇宙飛行士を辞めた経緯や心情は語っていない。また、訓練中の家族との関係が結構紹介されているが、離婚したことには触れていない。書きにくかったのかなあ。物足りなさが残る。 -
叶えたい夢に対する思いの強さを感じる。
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請求記号 289/Y 48
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目標に向かって即実行する力がすごい。
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学び続けること。
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未来の宇宙飛行士に伝えたい94の「学び」のエッセンス。幼少時代の家庭教育、受験勉強、英語の習得法まで。『宇宙兄弟』小山宙哉氏との特別対談も収録。