- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122068902
作品紹介・あらすじ
結婚1周年を祝って間もない加奈子に、突然の訃報が届いた。大阪へ出張に行ったはずの夫が、青森の温泉旅館で若い女性とともに火事に巻き込まれたのだ。不倫なんて、器用な真似のできる人じゃないのに。焼け焦げた死体は、本当に夫だったのか――? 夫の死を実感できずにいる加奈子は、遺された手帳を手に入れ、事件の背後に隠れた謎を解明しようと決意する。しかし怪しい男たちが現れ、加奈子の身にも危険が迫る! 〈解説〉山前譲
【目次】 出張/電話/同僚/泥棒/失神/噂話/入院/受付/祝盃/誤解/襲撃/脅迫/紳士/幽霊/美女/狙撃/焦燥/対策/脱出/空巣/抹殺/誘拐/銀行/疑惑/審判
感想・レビュー・書評
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出張に行ったはずの夫が、温泉旅館で若い女性とともに焼死体で見つかった。夫の手帳を手に入れ、事件の謎に近づく加奈子に危険が迫る!〈解説〉山前 譲
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1987年の作品なので多少古さは感じるが、テンポよく読める。手帳にどんな暗号で書かれていたのかわからずじまいなのを含め、細かいところをわざと省略してる力業は人気作家だから許されるのか?
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数時間でさくっと読めてしまう内容。
スピードが良くご都合的に物語が進む。
スピード良く進むためか、説明を端折りすぎる。
突き詰めて考えては行けない本。
中公文庫から出ているけれど、中身は子供向けの本のようだ。
行間を読む必要がなく、暇つぶしにはとても良い。