演劇入門-増補版 (中公文庫 ふ 7-7)

著者 :
  • 中央公論新社
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122069282

作品紹介・あらすじ

私は生涯に一度、 私の演劇観を具体的に述べ、一冊にまとめておきたい――。演劇人、シェイクスピアの翻訳者としての旺盛な著作活動の中から戯曲論、翻訳論、演出論、演技論等を厳選。待望された著者唯一の入門書であると同時に、演劇理論家としてのエッセンスを示す。旧版に「醒めて踊れ」を増補。

〈解説〉福田 逸


■目次



劇と生活/演劇の特質/劇場への招待



戯曲読法/ことばの二重性/シェイクスピア劇のせりふ



演技論



演出論/シェイクスピア劇の演出



日本新劇史概観



醒めて踊れ


あとがき

解説 演劇理論家としての福田恆存 福田逸

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者自身の編集による唯一の入門書であると同時に、演劇理論家としてのエッセンスを提示する。重要論考「醒めて踊れ」を増補した決定版。〈解説〉福田 逸

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

評論家,劇作家,演出家。東京大学英文科卒業。 1936年から同人誌『作家精神』に,横光利一,芥川龍之介に関する評論を発表。第2次世界大戦後すぐに文芸評論家として活動を始め,やがて批評対象を文化・社会分野全般へと広げた。劇作は 48年の『最後の切札』に次いで 50年『キティ颱風』を発表,文学座で初演され,以後文芸部に籍をおいた。 52年『竜を撫でた男』で読売文学賞受賞。 63年芥川比呂志らと文学座を脱退,現代演劇協会,劇団雲を結成して指導者となる。 70年『総統いまだ死せず』で日本文学大賞受賞。シェークスピアの翻訳・演出でも知られ,個人全訳『シェイクスピア全集』 (15巻,1959~67,補4巻,71~86) がある。著書はほかに『人間・この劇的なるもの』 (55~56) など。 81年日本芸術院会員。

「2020年 『私の人間論 福田恆存覚書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福田恆存の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×