- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122071018
作品紹介・あらすじ
埼玉の山中で起きた連続バラバラ殺人事件。最初の被害者は歯科医師。二人目は、元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」のピアニスト。捜査は難航し、とうとう三人目の犠牲者が。「犯人は何でわざわざ、こんな面倒なことをするのかねえ……」ベテラン刑事が気づいた、遺体の特徴――それが悲劇の断片(ピース)だった。旧版を加筆修正し、新たにあとがきを収録した新装版。郷原宏
感想・レビュー・書評
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終盤に入るまで犯人が全くわからない。
犯行動機についても同様で、明かされて初めて「あぁ、なるほど」と伏線に気付く。それくらいさりげなく敷いてある。
それに対してわかりやすく提示された謎はいくつも残っていて、少々消化不良。
人物の表現が上手く、皆実体を持ったように感じるあたりがスゴいなと思いました。
特に、秩父弁の刑事が良い味を出してます!
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意外といえば意外な結末ですが、そんなに面白いとか読み応えありとは思いませんでした
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2024.02.21〜02.29
俺にはイマイチ意味が分からなかった( ; ; ) -
いいぞ!もっとやれ!清算だ!!
怒り、潰し、粛正しろ!
本当にガキという生き物は邪悪だ、性善説なんて信じないよ。
事件そのものはもちろん、各人間たちの行動の方に興味が傾く物語だった。
いや〜…それにしても新装版のあとがきがとても良い。人生。 -
全然期待していなかったけどかなり面白かった
プロットや展開にはそれほど関心は向かないけど
文章や人物設定がいい感じです
この登場人物たちでシリーズ化されているならまた読みたい
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埼玉県北西部の田舎町。元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で、ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。被害者は 歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。 -
少し謎なところがあり、明かさないのはあえてなのか。
それを良しとも取れるがモヤモヤする。
ミスリードが少し無駄な気がした。 -
ミステリーにはミスリードや動機が必要だと思うけど、この本はミスリードさせるにはあまりに無駄な文が多かった気がする。
動機は賛否両論あるみたいだけど、私は動機にするにはちょっと弱いかなと思いました。
男女の絡みが書かれてることが多くあり、それいるか?ってなった
文章自体は綺麗で余計なものを除けばとても読みやすいと思った