文庫で読む100年の文学 (中公文庫 ぬ 3-1)

制作 : 沼野 充義  松永 美穂  阿部 公彦  読売新聞文化部 
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122073661

作品紹介・あらすじ

二一世紀に読み継ぐべき文学をポケットに入れて――。第一次世界大戦直前から現代まで一〇〇年の海外文学六〇冊、日本文学四〇冊を、文庫で読めるものに限り厳選。現代文学の最前線に立つ作家、翻訳家、文学者ら五三名が愛の記憶、歴史と社会、生命のきらめき、想像力の冒険のジャンルごとに解説する。来たるべき“世界文学全集”の提案。

感想・レビュー・書評

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  • 中公文庫創刊50周年特設サイト|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/bunko/50th/

    文庫で読む100年の文学 沼野充義(編集) - 中央公論新社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784122073661

  • 帯「ポケットに世界文学全集を!」の通り、手に入る文庫本をセレクト。
    このコンセプトはいいのに、セレクションが微妙で、そして文章も短く不足。
    なんともいたしかゆしなブック・ガイド・ブック。

  • 信頼の編者、本書も挙げられている作品も文庫で手に取れる気楽さがありいそいそと読んだ。当たり前なのだが、SNSに飛び交う声高な推奨文のやかましさがなくてありがたい。読みたい本リストに10冊ほど追加した。

    巻末の編者の座談会がこの100年の世界文学の概観になっており興味深く読んだ。また、何十人といる執筆者の「文庫化してほしい作品」もよい読書ガイドになっている。何人も『百年の孤独』を挙げていて笑ってしまった。新潮社よ。

    既読は4割くらい。既読であることしか記憶にない本もあれば、読んだときの気持ちの高まりを思い出していい気持ちになる本もある。名作だからといって、自分に響くとは限らないのを再確認した。

  • これから読みたい本が増える楽しい一冊

  • まだまだ読めてない本があるなぁとペラペラと眺める。
    巻末の文庫化して欲しい本、が興味深く、こちらを見ていても、読みたい本がまた積み上がっていく…。

  • 帯に書かれた「ポケットに世界文学全集を!」の通り。未読の作家、本を知るいい機会になった。それにしても未読の多さ。それもよく楽しみが増えたと思うことにする。

  • 読売新聞の書評欄を毎週楽しみにしている。その中の連載コラムが一冊の本になった。海外60冊、日本40冊の計100冊。その上、執筆者が豪華。
    読んだ本の書評を読むのも楽し、未読も参考になるし、これは長い付き合いになる本。

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