旭日の艦隊 5 (C・Novels 21-25)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125002484

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  • 独逸第三帝国の進撃が止まらない。

    欧州大陸を制し、地中海から北アフリカ、中東そして印度へ。

    またロシアを席巻し、ウラルまで。

    そしていよいよ英国への進撃を開始した。

    艦隊シリーズもついに陸軍が登場し、欧州では外人部隊を組織して独逸に鉄槌を加える。

    外人部隊を指揮するのは、千葉州作大佐。

    英国を捨石にして、地球囲碁を打つ大高首相の経済学的優位はどこに・・・。

    ふと考えると日本ではこんな著書が出ているが、日本を悪とする同じような小説がドイツにもあるのかもしれない。

    そこで日本はどのように描かれているのだろう?

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著者プロフィール

1933年小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。1970年、SF評論『術の小説論』、SF短編『大いなる正午』で「SFマガジン」(早川書房)デビュー。以来、執筆活動に入り現在に至る。単行本著作数180冊以上(文庫含まず)。1990年代の『紺碧の艦隊』(徳間書店)『旭日の艦隊』(中央公論新社)で、シミュレーション小説の創始者と見なされている。1972年、第3回星雲賞(短編部門)を『白壁の文字は夕陽に映える』で受賞2012年、詩集『骸骨半島』で第46回北海道新聞社文学賞(詩部門)2013年度札幌芸術賞受賞2014年2月8日~3月23日まで、北海道立文学館で「荒巻義雄の世界」展を開催。2014年11月より『荒巻義雄メタSF全集』(全7巻+補巻/彩流社)を刊行。2017年には『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』(彩流社)を満84歳で書き下ろし刊行。2019年、北海道文学館俳句賞・井手都子記念賞、伝奇ロマン復活第一弾『有翼女神伝説の謎』(小鳥遊書房)を刊行(続編『高天原黄金伝説の謎』『出雲國 国譲りの謎』)。『SFする思考』で第43回SF大賞受賞・現在も生涯現役をモットーに、作家活動を続けている。

「2023年 『海没都市TOKIYO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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