遥かなる星の流れに 下 (C・NovelsFantasia か 1-18 デルフィニア戦記 18)
- 中央公論新社 (1998年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125005713
作品紹介・あらすじ
放浪の戦士と異世界の少女の出逢い、すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人は、いくたの危地を乗り越え、あまたの合戦に勝ち抜いて、戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐ、デルフィニアの伝説がここに完結する。
感想・レビュー・書評
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不覚にも、涙腺が緩んじゃって、うるうる。
ちょっと最後は駆け足っぽくなっちゃったけど、
妃将軍の伝説に相応しい、この世界との別れ。
むしろ、そういうことするから伝説になるんじゃないのかな。
とまれ、
いよいよ最後が見えてくると18巻にわたるお付き合いはなかなか根深くて、
先へ進むのを躊躇い、
けれどこの物語の行く末が知りたくてこっそり内心葛藤してました(´▽`)
読み出したら止まらないんだけどねっ☆
いっそ、誤字(もしくは誤植)は自分で訂正しちゃおうかなぁ…
どうせ、そのうち再読するのだろうし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デルフィニア戦記。全18巻。良ファンタジーで王位の奪還、隣国との争いと王道的なストーリー展開。個性的なキャラクターたちとのテンポの良い掛け合いが売りでしょうか。好きなんですけど、手放しで絶賛するにはどうしても引っかかるリィの存在・・・。彼女がいなければストーリーが動かないのはわかるんですが、超人すぎやしないか。とんでもキャラはストーリーバランスを崩すのであまり好きではありません。ファロット一族くらいの能力が妥当だと思います。レティシアは許容範囲。というか、シェラをはじめファロット一族が大好きです。文庫版の解説で十二国記と比較されていたそうですが、それはちょっとレベルが違いすぎるというものですよ・・・。そして同系列ファンタジーなら田中芳樹のアルスラーン戦記の方が好きかな。
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放浪の戦士と異世界の少女の出逢い、すべてはここから始まった。盟約という堅い絆で結ばれた二人は、いくたの危地を乗り越え、あまたの合戦に勝ち抜いて、戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。獅子王と妃将軍がつむぐ、デルフィニアの伝説がここに完結する。
(1998年)
—- 目次 —-
1〜9
あとがき -
[江東区図書館]
デルフィニア戦記18巻。
読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。
好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。
★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記
★桐原家~、もものき~ -
舞台化(第二弾の)に合わせて読み始め、ようやく読了。
最初の方は血がそんなに大事か大事じゃないかどっちなんだい!とか、女が徹底的に子どもを産む役割でしかないのはどうなんだい!とかモヤモヤしましたが、だんだん引っかからずに読めるようになりました(^_^;) ドライなのかウェットなのかのバランスも謎だったり。
キャラの名前とかが、ああ…80年代90年代おたく文化…wwwと懐かしい… -
ついにシリーズ完結。タンガを倒した勢いでパラストも制圧。最大のライバルであったレティシアも、あと一瞬でリィを倒せるというタイミングで持病の発作で集中を欠き絶命。ああ、なんだか流れ作業のように話が畳まれていく。唯一の救いはサイセベリアが徹底的に日和見だったところ。(笑)ふつうそうだよね。それでも嫌な奴にならないところが人徳というのです。このあとリィとルウとシエラはどこか遠い世界へ行くらしいので、それもまた読みますが、キャラクター小説とはいえ地の文があまりにもお粗末なのを何とかしてほしいなあ。ストーリーの構成は素晴らしいと勧めてくれた後輩は言うのだけど。
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デルフィニア戦記18
放浪の戦士と異世界の少女が出会って6年。
二人はデルフィニア国王と戦女神となった。
隣国タンガ、パラストとの戦いの果てに二人が紡ぐ未来とは。
ついに完結。。
言葉にするのが難しい。
何の涙かわからない涙が出ました。
理解しようにも理解できない思いが苦しい。
終わってしまった寂しさが残りました。