場の思想

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130130219

作品紹介・あらすじ

互いの違いを認める。共に生きる。そんな社会を、どうすれば作ることができるのか?生命システム科学の発想から生まれた、新しい時代の哲学。日本のもつ「場」の思想が、社会の経済の「危機」を乗り越える原動力となる。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00025820

  • 非常に観念的な言葉が続く。
    思いの深さは良く判るが表現のもどかしさに苦しんでいる様子。
    思いやイメージを表現することがいかに難しいかという事を思い知らされる。
    共感できることも多いが、果たしてどれだけの人に伝わるだろうか。
    著者がもがいている姿だけが印象に残る。

  • The Thought of "Ba": Creative Stages of Life ―
    http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-013021-9.html

  • 目次:まえがき-存在の多様性について、構想力と場づくり、新しい時代への場づくりについて、日本社会の危機とその克服へ向けて、あとがき

  • 著者の講演に際し通読。

  • 自己組織化に絡めて「場」と共に生まれる自己に関して述べている。

    禅の本ほど恍惚としてないし、哲学書ほど固くない、教授のエッセイ。

    「オートポイエーシス」という言葉は一切出てこないが、
    逆にこの本の言い方の方がすんなり入ってくる。

  • 大阪出張時。2004.6.16 岡本さん推薦

    日本社会の危機とその克服に向けて
    ☆日本社会に不足しているのは
    未来の社会に関するイメージを具体化し、文明的転換を実現していく為の
    戦略的構想。場の思想的構想力
    ☆経営における変態の論理
    近い将来、人間の経済的活動に環境との調和という大きな拘束。
    経営者として今後予測し考えていく必要がある。
    ☆これからの経営者は「善の感性」「善を実行する勇気」を持つべき。

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著者プロフィール

清水 博(シミズ ヒロシ)
デル株式会社 執行役員 広域営業統括本部長
横河ヒューレット・パッカード入社後、日本ヒューレット・パッカードに約20年間在籍し、国内と海外(シンガポール、タイ、フランス、本社出向)においてセールス&マーケティング業務に携わり、アジア太平洋本部のダイレクターを歴任する。2015年、デルに入社。日本法人として全社のマーケティングを統括。現在、従業員100名から1000名までの大企業、中堅企業をターゲットにしたビジネス活動を統括している。アジア太平洋地区管理職でトップ1%のエクセレンスリーダーに選出される。早稲田大学、オクラホマシティ大学でMBA(経営学修士)修了。

「2018年 『ひとり情シス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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