ヨーロッパ社会思想史 新版

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130131544

作品紹介・あらすじ

古代・中世から近代、そして現代思想のダイナミックな流れを通してヨーロッパ社会の根源をとらえた名著、待望の復刊。新たに本書刊行以降の社会思想の展開をまとめた「あとがき」を付し、今日のグローバルな課題に向き合うための視座を与える。

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  • Ⅰ 古代・中世

    第一章 古代ギリシアの社会思想
    1 ソフィストたちの社会思想
    2 ソクラテスの挑戦と死
    3 プラトンの国家論
    4 アリストテレスの社会思想

    第二章 古代末期と中世の社会思想
    1 ストア学派の倫理・法思想
    2 ヘブライズムと原始キリスト教
    3 アウグスチヌスの「人間–社会」論
    4 トマス・アクィナスの「人間–社会」論
    5 中世後期の政治思想

    Ⅱ 近代

    第三章 政治・宗教・自然観の転換
    1 ルネサンス期の政治・社会思想
    2 宗教改革の諸思想
    3 近代自然科学の思想

    第四章 社会契約思想
    1 抵抗権・主権論・国際法
    2 ホッブズのリヴァイアサン思想
    3 ロックのリベラリズム思想
    4  十八世紀フランスのリベラリズム
    5 ルソーの近代文明批判と直接民主主義思想
    6 スピノザ、ライプニッツ、カントの平和思想

    第五章 市民(経済・産業)社会論
    1 スミスの自由主義経済思想
    2 フランス革命後の社会思想
    3 初期社会主義思想
    4 マルクスの社会革命思想

    Ⅲ 現代

    第六章 理性的「人間‐世界」観への挑戦
    1 ダーウィニズムと社会進化論
    2 ニーチェとヨーロッパのニヒリズム
    3 フロイトの「人間文化」論と精神分析

    第七章 社会思想の二十世紀的展開
    1 マルクス主義の発展と凋落
    2 大衆社会論と批判的社会理論
    3 社会思想の今日的課題

    「社会思想の今日的課題」その後――あとがきにかえて

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著者プロフィール

東京大学名誉教授
1949年青森県生まれ.
一橋大学経済学部卒業、上智大学大学院哲学研究科を経て、1982年ミュンヘン大学にて哲学博士号を取得。1988年4月から1993年3月まで東京大学教養学部助教授、1993年4月から2013年3月まで同教授および1996年4月以降東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。2013年退官。2013年星槎大学教授、2019-2023年まで同学長。
現在は、東日本国際大学客員教授、星槎大学特任教授、朝日カルチャーセンター講師。

「2024年 『分断された世界をつなぐ思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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