国際的相互依存 (現代政治学叢書 18)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130321082

作品紹介・あらすじ

本書は国際的な相互依存に関する政治学的な理論分析の書である。

感想・レビュー・書評

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  • ネオ・リベラリズムを一般的に定義することは難しい。
    国家とは、領土、市民を支配し、領民に安全、福祉などの価値を提供するすることの対価として税金を取ること。
    アメリカがサービス貿易の1つの中核となる電気通信に関して、国連方式的なITUから、先進国が力を持つGATTの場へアジェンダの設定を移行しようとしている。
    国際公共財の一番の例は、海の灯台。
    レジームの創設、維持、発展、変容(崩壊)はきわめて弁証法的なものである。

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著者プロフィール

新潟県立大学教授(政策研究センター、大学院国際地域学研究科)。1943年、神奈川県生まれ。1966年、東京大学教養学部卒業。1974年、ミシガン大学でPh.D.(政治学)取得。埼玉大学、東京大学、青山学院大学勤務を経て現職。専門は、国際政治学、国際制度論、国際安全保障論。現在、国際安全保障環境の変化とアジア太平洋の秩序を研究。著書に、『国際的相互依存』(東京大学出版会、1989年)、『「帝国」の国際政治学』(東信堂、2006年、第7回読売・吉野作造賞受賞)、『国際レジームとガバナンス』(有斐閣、2008年)など。

「2015年 『国際地域学の展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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