制度 (社会科学の理論とモデル 12)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130341424

作品紹介・あらすじ

制度はどのように生成し、維持され、変化していくのか。経済学や社会学における新しい制度論の諸潮流を整理・紹介しながら利害対立やパワーという政治の要素をも見据えた分析視角を提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 2940円購入2009-11-10

  • 勉強用。

  • 1部の理論編だけ。新制度派経済学と新制度派組織論の原理的な違いがとてもわかりやすかった。著者は、2つの新制度派は根本の制度観が異なっていて、そもそも統接続できない、という立場のよう。いっぽうで、新制度派組織論の親分的存在のスコットは、新制度派経済学と新制度派組織論は接続できると言っているらしい(伝聞情報だけど)ので、そのへんの答えはまだ出ていないみたい。

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著者プロフィール

河野 勝(こうの まさる) 
1962年生まれ。1994年スタンフォード大学政治学部博士課程修了。現在:早稲田大学政治経済学術院教授、Ph.D.(政治学)。Japan's Postwar Party Politics (Princeton University Press, 1997)、『制度』(東京大学出版会、2002年)ほか。

「2020年 『国際レジーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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