社会調査の考え方 上

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130520263

作品紹介・あらすじ

質的・量的の別なく「筋のいい調査」の条件を,豊富な研究と,目からウロコの用語(概念)解説によって,はじめて学ぶ人にもわかりやすく語るテキスト.見たいものだけをみる安直な「アンケート」を脱し,私たちを発見に導く社会調査への入門.

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  • 社会調査をする人は読んでおいてほしい本

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  • 社会調査における問い、すなわちリサーチクエスチョンは、以下の3つを満たさなければいけない。
    1.実証可能性:データによって何等かの答えを出すことができる。2.価値、異議:答えを求めることに学問的、社会的な意義や価値がある。3.資源的条件:調査を行ううえで動員できる資源の範囲で答えを出すことができる。

    社会調査は問に対する答えを求めていくだけでなく、問いそのものを育てていく作業。

    リサーチデザインとは、実際のデータ収集およびデータ分析を念頭において、問と仮説を具体的な変数間の関係に翻訳していくプロセス。

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著者プロフィール

同志社大学商学部教授,一橋大学名誉教授
東京大学文学部卒業,東北大学大学院文学研究科博士後期課程中退,米国シカゴ大学
Ph. D.(社会学).
専攻は組織社会学,社会調査方法論.
東北大学助手(文学部),茨城大学助教授(人文学部),一橋大学助教授・同教授(商学部)
(2000–01 年プリンストン大学客員研究員,2013年オックスフォード大学ニッサン現代日本
研究所客員研究員)2016年4月より現職.
主な著書にKamikaze Biker(University of Chicago Press, 1991),『現代演劇のフィールド
ワーク』(東京大学出版会,1999 日経・経済図書文化賞受賞,AICT 演劇評論賞),『本を
生み出す力』(共著,新曜社,2011),『組織エスノグラフィー』(共著,有斐閣,2011 経
営行動科学学会優秀研究賞),『社会調査の考え方[上][下]』(東京大学出版会,2015)など.

「2018年 『50年目の「大学解体」 20年後の大学再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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