動物解剖学

著者 :
  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130622226

作品紹介・あらすじ

解剖学への第一歩――動物のからだについて学ぶために「形を見る」センスを身につけよう.魚類から哺乳類まで,脊椎動物の豊富な事例をバランスよく解説しながら,さまざまな臓器や器官の「歴史」を読み解く.動物学や獣医学などで解剖学を学ぶ人たちの入門書.

感想・レビュー・書評

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  • 専門用語が分からなかったりして、とくに前半の方は門外漢の素人の私にはちょっと難しかったですが、ひとつひとつからだの仕組みを読み解いていくのがどんどん面白くなりました。
    こんなに複雑で精緻なものを、ごはん食べて排出して呼吸するだけで維持してる生き物のからだって、すごい!体温を常に保つだけのエネルギーを自前で作り出す仕組みを持ってるなんて、ほんとにすごい!最先端の医学や科学をもってしても、病気や生物のからだの仕組みにまだまだ解明できないことがあるというのも当然だな、としみじみと。医学や科学を過信してはいけない、というレベルではなく。こんなに入り組んで複雑なもの、そう簡単には解明できないだろうなと。
    最後には先生の博物館にかける思いが熱く語られていて、解剖学の内容が難しくても、ここを読むだけでも価値アリです。

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著者プロフィール

東京大学総合研究博物館教授

「2019年 『アニマルサイエンス3 イヌの動物学 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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