社会技術論: 問題解決のデザイン

著者 :
  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130628334

作品紹介・あらすじ

東日本大震災の福島原子力発電所事故や津波防災、東京大学i.school、ソーシャルエンタープライズなどの豊富な事例をもとに、問題解決と価値創造の方法論を体系化。

感想・レビュー・書評

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  • 同名の講義で参考書として挙げられていた書籍。講義内容と同内容であったが、改めて知識を整理することが出来た。
    社会問題の解決に焦点を当てれ問題分析の手法や解決策発想支援のための方法論などが、豊富な具体例と共に解説されている。具体的が多い分イメージは掴みやすいのだが、理解は曖昧なものになってしまっている印象。訓練を重ねて再度読み直したいと感じた。

  • 政策の実践の流れを追える

  • 社会問題解決のための方法論、東京大学工学部社会基盤専攻、アブダクション

  • 文理を横断して知をまとめる能力は現代の帝王学。
    本書はあくまで教科書的でケースに仔細に突っ込んでいかないので実業務にすぐに応用可能とは行かないが、常に上流レベルで因果関係を把握し、面倒がらずにそもそも論に立ち戻ることは必要。

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著者プロフィール

i.school エグゼクティブ・ディレクター/一般社団法人 日本社会イノベーションセンター代表理事、東京大学名誉教授。1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、1996 年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。専門は社会技術論、イノベーション教育論。2009年よりイノベーション教育プログラム、i.school をエグゼクティブ・ディレクターとして運営し、新しい製品、サービス、ビジネスモデル、社会システムなどのアイディアを生み出すことのできる人材を育成。社会技術の研究に基づき東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)社会システム等検証チーム長を務める。2016 年に一般社団法人日本社会イノベーションセンターを設立。政府、企業とi.school の学生・修了生が協働して社会イノベーションを推進する活動を通じて、実践的な教育機会を提供することを目指している。

「2021年 『イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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