古代探求: 記・紀の世界と日本人の心 (NHKブックス 662)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140016626

作品紹介・あらすじ

本書は、古代人の心情そのものに還って「古事記」「日本書紀」、その他の神話や伝承の解釈を通し、日本古代の自然観や世界観、生命観や霊魂観、死生観や他界観、信仰形態や神の観念などを、生命の永遠回帰という視点から浮き彫りにする。これは気鋭の哲学者による、卓抜な日本古代文化論である。

著者プロフィール

小林道憲(こばやし・みちのり)
1944(昭和19)年 福井県生まれ。
1972(昭和47)年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
現在、福井大学教育地域科学部教授、
麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授。
専攻は哲学・文明論。

主な著書
〈哲学研究〉
『ヘーゲル「精神現象学」の考察』『生命と宇宙』
『複雑系社会の倫理学』『宗教とはなにか』
『宗教をどう生きるか』『複雑系の哲学』
『生命の哲学—〈生きる〉とは何かということ』(人文書館)
〈現代文明論〉
『欲望の体制』『われわれにとって国家とは何か』
『近代主義を超えて』『20世紀を読む』
『二十世紀とは何であったか』
『不安な時代、そして文明の衰退』
『対論・文明のこころを問う』(共著)
〈比較文明論・日本研究〉
『古代探求』『古代日本海文明交流圏』
『文明の交流史観』等がある。

「2008年 『生命(いのち)の哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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