密航留学生たちの明治維新: 井上馨と幕末藩士 (NHKブックス 921)
- NHK出版 (2001年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140019214
作品紹介・あらすじ
命がけで密航して海外に渡った五人の長州藩士。彼らが、西欧で学び、経験したものは何であったのか。志士的精神を保ちながらも、近代合理主義的精神を吸収し得た密航留学生の代表格、井上馨。帰国後、君前会議で開国を説き、長州藩を倒幕へと導いた彼の「果断」は、明治維新後の近代日本の礎を築いて行く。西欧文明に触れて、日本人としての国家意識に目覚めた留学生たちが、維新変革へのヴィジョンを抱き、明治維新の原動力となって行く姿を生き生きと描き出す。
感想・レビュー・書評
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いや、あの・・感動した・・。
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日本で最初に英国留学(というか海外留学)をしたのは萩の長州人、ということで、県立萩高校の修学旅行は伝統的にロンドンとグラスゴー・・・・だったら嬉しかった。
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長州ファイブ見る前に読んでおこうと思ってよんでみた。すごく詳しくていい!この本を土台に、洋行した人々についてもっと調べてみてもいいかも。(これでも結構十分だけど。)
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彼らは頑張った!!!
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とにかく聞多ファン必見。
幕末の留学生事情に焦点を絞って、井上聞多中心にわかりやすくまとめた親切な一冊。長州ファイブは当然、マイナーな留学生の紹介もされてて、悲喜こもごもながらも当時の若者の様子が伝わってきます。初心者にも読みやすい厚さと内容が嬉しい。