- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140054932
感想・レビュー・書評
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ドラキュラや、中世ヨーロッパの歴史に興味がある人には本当に興味深い本なのだと思います。
私は、そういった歴史に疎くて不覚にも難しいと感じてしまいました。
でも、3つの時代を書き分けるレトリックは面白くスリル満点のドキドキする展開に加え苦々しい物語の中にも頬の緩むような恋の話が混ざっており楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
闇に葬られた史実を巡る
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少女が父の書斎で見つけた本から始まる物語。
おどろおどろしい歴史と、始終ちらつく影に不安と緊張を持ちながらページをめくりました。
今まで読んだような、吸血鬼物語はちょっと違って恐ろしい存在として書かれていて、読んでいてかなり引き込まれました。
描写もはっとするほど美しいシーンがいくつかあり、本筋とのコントラストが素敵です。
歴史や旅をすることに、興味も持ちました。続きが気になります。 -
結構昔に読んだ。大好きな歴史ミステリーです。
映画化の話があったと思うんだけど・・・ -
『ダ・ヴィンチ・コード』で注目された歴史ミステリーの東欧版(Ⅰ.Ⅱ巻)。
実在したドラキュラ、ワラキア公ブラド・ツェペシュの吸血鬼伝説を題材に、東欧各地からトルコまで旅をします。
ドラキュラの首はどこにあるのか?
吸血鬼は今でもいるのか?
主役の少女、その父、父の恩師と、三人の旅が並行します。
『ダ・ヴィンチ・コード』のようなアクションは無く、史料や伝説、民謡を調査して真相を探求する物語です。
若き日の父や、父の恩師の旅の回想では、冷戦時代の共産主義国の事情も描かれていて面白いです。
調査の目的が奇想天外なだけに、周囲の無理解がもどかしくも仕方の無いところですが、同じ奇妙な体験をした人が現れるシーンでは救われますw
「私についてくれば、人の一生で得られる一万倍の知識を与えよう。」
この台詞には、読んでいる私もグラッときましたねwww
ニン、トン♪ -
かなり前に読んだので、☆の数は読み終えた当初のものとは違うかも。
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ヒストリアンというタイトルからロマンティックなアドベンチャー系のお話だと思いきや、実は3世代にわたったドラキュラ探究のお名無しで途中からホラーミステリーへとお話変わって。。。
でもこれはこれで楽しく、いままでにない感じだと思います。 -
著者の父親が語った物語。著者の旅。著者の想像、創造。
想像力を掻き立てられ、旅に出たくなる本。
世界地図片手に是非。 -
Ⅱに感想。
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Ⅰ・Ⅱ、2巻セットでの購入をお願いいたします。 2冊で10ポンド ハードカバー・多少の汚れあり