手から心へ 辰巳芳子のおくりもの

著者 :
  • NHK出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056370

作品紹介・あらすじ

本当に大切なものは、当たり前の暮らしの中にありました。平凡なことを積み重ねて非凡へ…ドキュメンタリー映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』の監督が、レンズの余白に見いだした、日本人の忘れ物。

感想・レビュー・書評

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  • いのちのスープの人、位の知識で映画も観ずに読む本ではなかった。梅仕事ってここ数年で耳にするようになった気がするけど辰巳さんのお母様発祥(と言っていいのか)なのね...そういえば辰巳さんのお名前を私が耳にするようになったのもその頃のような。引用で気になる文章が多かったので次は「慎みを食卓に」を読んでみようかな。

  • ドキュメンタリー映画「天のしずく」の補足的な感じで作られた本でした。
    映画も見て良かった~!って思ったけど,この本も読んで良かった!

    映画をなぞるだけの本なのかと思っていたら,映画には入りきらなかった辰巳さんのお話や出来事がたくさん書かれてありました。

    中でも気になったのは,シェーンハイマーの動的平衡という学説。
    「人は何故食べなくてはならないか」を科学的に解明したものです。
    シェーンハイマーさんは,食べたものが体のどこに行ってどう変化するかを追跡したところ,
    なんと!生き物は常に食べ物を分子レベルにまで分解して体中に供給し,古いものは壊れて排泄される。つまり,人の身体は,数日間のうちに入れ替わっていて,「実体」と呼べるものは何もなく,あるのは「流れ」だけ。
    というもの。

    何となくはわかっていたようなものの…エネルギー供給しては常に中身を入れ替えながら動いてるなんて…改めて,生き物ってすごい~(@o@)

  • 常々いいなぁ~と思い、魅せられレシピ本やエッセイにDVDを購入してきた。

    https://www.youtube.com/watch?v=otCqZB1SQ8g

    真似をしたのは玄米スープで他のは真似というよりも自分自身のオリジナルで遊んでいる。スープというものは本当に面白いものなんだと辰巳さんを知ってから覚えた。

    ただ、この仕事をしていると多くの人にたどり着く。人の口コミかもしれないが、情報が信頼する人からの物だと一瞬で熱が冷めてしまうものもある。まぁ~DVDの中でも優しいおばあちゃんというよりも気の強いおばあちゃんなんですよね~

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著者プロフィール

1948年生まれ。
映画監督。大正大学特命教授。71年東京大学法学部卒業。NHKディレクター、プロデューサーとして『がん宣告』『シルクロード』『チベット死者の書』『エンデの遺言』などを制作。長編ドキュメンタリー映画作品として『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ"』『大津波3.11 未来への記憶』『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』がある。

「2017年 『むのたけじ 笑う101歳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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