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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140087312
作品紹介・あらすじ
いま、われわれは第2次世界大戦後、最も重要な歴史の転換点に立っている。ペレストロイカに端を発し、いわゆる「ソ連型社会主義」を終焉させた大変革は、東西対立の構図を大きく塗りかえ、世界全体の秩序形成に新たな絵を描こうとしている。ベルリンの壁、ハンガリー動乱、プラハの春、といった数の事件は、どう位置づけ直されるのか。一党特裁はなぜ崩壊し、計画経済はどうして挫折したのか…。こうした問いは、「自由」「国家」「民主主義」「民族」など、人類の歴史上の大テーマをも包含することになる。ロシア革命から70年余、「社会主義」はいま、どこに向かおうとしているのか。本書は、各国別にその答えを求めて、今日の変動につながる社会主義100年の試行鎖誤の歴史を大胆に問い直し、20世紀の人類史を再検討しようとするものである。