わたし、お月さま

  • NHK出版
3.10
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本棚登録 : 175
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140361252

感想・レビュー・書評

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  • 一緒に地球を眺めて「綺麗だね」と言いあって、ドーナッツをくれた宇宙飛行士さんにお礼を言いに降りてきたお月さま。会えてよかったね。
    夜空と月の色が美しくて、癒されます。

  • 青や光の色使いがとても綺麗

  • 読者セラピーの本で「自分が誰からも必要とされていないと感じるとき」に読みたい本としてあげられていたので手に取る。絵はいい。とくに表紙。きれいだし幻想的だし。だけど、お話はあまり好きじゃないかな。

  • 3歳10ヶ月の娘へ。
    読み聞かせてあげる本と自分で読む本、2種類揃えてます。

  • お話はかわいく,絵は少し幻想的で素敵.でも雰囲気があってない.

  • 深く深く心に沁み渡るような群青の夜の色、淡い星の輝き、目の覚めるような眩しいお月様の黄色…スッと絵本の中に入っていけるような浮遊感がある絵も、誰かが恋しくなるようなじんわりするストーリーもため息が出るほど素敵。読み聞かせで声に出して読むとさらに良さが倍増する。
    チョコレートのドーナッツでお月見も洒落ててオツだなぁ。
    2歳10ヶ月の息子にはちょっと長めでまだ理解が難しかったと思うけど、一緒に眺めて聞いてくれてありがとう。

  • 青山七恵ととねさとえがタッグを組んだ作品。利根さんの絵はあたたかみがあって好きです。

  • いろいろなものになって地球を放浪するお月さまの様子がかわいらしいです。

  • 請求記号:E||91||Wa
    資料ID:W0187562

  • まんまるなお月さまを見てきれいと言ってくれる人はいるけれど、地球をきれいだと共感してくれる人はいない。
    かつて、月にやってきて、旗を立てたり、ドーナツをくれた宇宙飛行士を除いて。
    寂しくなったお月さまはちょっと旅に出ることにする。
    ボールのなったり、明かりになったり。
    最後、かつての宇宙飛行士がおじいさんになって孫と話しているところに遭遇する。
    月が空から消えてみんな不安になっているのを知って、かつての宇宙飛行士とも会えて、空へ帰っていくのだった。

    ドーナツをあげたというか、月にドーナツを持って行った話は本当なのかな。

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著者プロフィール

二〇〇五年に「窓の灯」で文藝賞を受賞しデビュー。〇七年「ひとり日和」で芥川賞受賞。〇九年「かけら」で川端康成文学賞受賞。著書に『お別れの音』『わたしの彼氏』『あかりの湖畔』『すみれ』『快楽』『めぐり糸』『風』『はぐれんぼう』などがある。

「2023年 『みがわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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