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- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140801062
作品紹介・あらすじ
荘麗な舞踏会、皇太子と公女の果てしない愛の誓いは、国境を、そして宗教を越えた。全米大ベストセラー、新資料・新証言による決定版。
感想・レビュー・書評
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ニコライ2世が皇帝となり、日露戦争から第一次世界大戦を経て革命の渦の中で退位し、果てにはシベリア送りになるまでを描く。スターリン伝以上に遠まわしで演劇調な言いまわしが多く感じられ、全体的な流れを知らないと置いて行かれることもしばしば。しかし退位後の流れには本当にひきつけられた。皇太子アレクセイの「もうツァーリがいないなら、いったい誰がロシアを治めるの?」という言葉には、その後にあらわれる赤いツァーリを知るだけに胸を締め付けられる。下巻にも期待。
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