ゆっくりとはやく (哲学のおやつ)

  • NHK出版
3.17
  • (1)
  • (2)
  • (8)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 28
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140808696

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=0001016853

  • こういう哲学って実は簡単なんだよっていうタイプの本大っ嫌い 結局なんの説明もしてないし、子供になんか考えさせた様なきぶんになってるオナニー本だな

  • 大人も子どもも日常生活を哲学に

    読了日:2007.12.21
    分 類:一般書
    ページ:94P
    価 格:950円
    発行日:2004年4月発行
    出版社:日本放送出版協会
    評 定:★★★+


    ●作品データ●
    ----------------------------
    テーマ : 哲学
    語り口 : 語りかけ+お話
    ジャンル : 一般
    対 象 : こども~一般向け
    雰囲気 : 教科書っぽいかな
    イラスト : ジャック・アザム
    翻 訳 : 高橋 啓
    装丁 : 坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)
    本文DTP : ぱらごん(権左伸治)
    ---------------------------

    ---【100字紹介】-------------------------
    子供向けに書かれたシリーズ。
    大人も子どもも含めて、人が日常生活でぶつかる問題を、
    自分の頭で考えて解決するように導く。
    生活に疲れたり悩んでいるときに、
    原点に立ち返るような気持ちになれる、易しい哲学の本。
    --------------------------------------------

    --オリジナル・データ-------------------
      Les Gou^ters Philo
      Text by Brigitte Labbe´ and Michel Puech
      Illustration by Jacques Azam
      Original edition published in French under the title of:
      "Les gou^ters philo: Prendre son temps et perdre son temps"
      (c) 2000 Editions MILAN and
      "Les gou^ters philo: Le rire et les larmes" (c) 2002 Editions MILAN
     ---------------------------------------
    (1・5・7行目 uにサーカムフレックス)
    (2行目 eにアキュートアクセント)


    フランスの、子供向けに書かれたシリーズの翻訳版です。元々は「ゆっくりとはやく」と「笑うと泣く」の2冊だったのが、1冊に同時収録されているようですね。

    「哲学のおやつ」というシリーズ名の本書は、難しいもの、と思われがちな哲学を、より身近に気楽に読んでもらうために書かれた本…かな。子ども向けのつもりのようですし。でも、子ども向けと言いながら大人が読んでも十分、いい本。

    それぞれが18の小タイトルがついた1~4P程度の章から成っていて、その中1つ1つが独立した「その辺で実際に起こっていそうなたとえ話」と、解説と解釈が入って、時間とは何なのか、自由とは何なのか、夢見るとは、生きていくとは…というような「哲学的な」問題を
    易しい言葉でとつとつと語っていきます。

    ちなみに「ゆっくりとはやく」は、ゆっくりしながら早く!ではなくて、「ゆっくり」and 「はやく」を比べながら「時間感覚」について論じていく内容となっています。「笑うと泣く」も、「笑う」and 「泣く」を比較しながら、実はそれは本質的には同じたぐいのものである、と。すなわち、「身体のことば」ということですね。


    文章が、まっすぐで、何のひねりもなくて、好感が持てます。あまり癖も無いし、翻訳ものとしては珍しいですね。元の文章が素敵なのでしょうし、翻訳も巧いのでしょう。

    全体にたとえ話の多さが易しさを生み出しつつ、逆に一本筋の通った「主張」を把握しづらくもしているように思います。でもまあ、そんな主張を全篇通じて押し付けられてしまったら、きっと読んでいて苦しい、と感じてしまいそうです。これくらいの方がちょうどいいのかも。

    疲れたなー、というときに、何気なく手に取ると結構いいかも、な本です。

    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★★
    展開・結末 :★★
    キャラクタ :★★★+
    独 自 性 :★★★
    読 後 感 :★★★+
    ---------------------------------

  • こども向け哲学エッセンス満載な本。
    ちいさい頃に読みたかった……。

  • 息抜きにどうぞ
    (2004/10/25(月))

全7件中 1 - 7件を表示

ブリジット・ラベの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×