マイクロトレンド: 世の中を動かす1%の人びと

  • NHK出版
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140812853

感想・レビュー・書評

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  • 1%のパワー。力があるのは主流だけではない。多様性を肯定してくれていると思う。

  • 2008年の本だけど、マーケットを動かすかもしれない、かなり変わったマーケット。
    視点が変わるので、参考になる

  • 読了

  • アメリカの消費者分析・セグメント分析はこれ

  • 2008年の本なんですが気になっていたので今更読みました。そしたら、当時は「こういった内容が規模は小さいながらも今後トレンドになる!」という内容が、たった5年で「当然」のように実現していることに驚きでした。例えば、

     ●ひとは皆結婚する、とは限らない。
     ●夫婦や恋人の年齢は女性の方が年上であることが増えた。
     ●独身男性よりも独身女性の方が住宅を買う人が多い。
     ●結婚した男女は同居する、とは限らない。
     ●仕事を家でするケースが増えた。

    などなど。
    ということはこれから5年の変化も、たぶん想像できないほど激しいのでしょうね。

  • なんとなーく世の中の人々が感じている事を、数字でサポートしたような感じ。そういう意味ではあまり目新しい発見はなかったかな。70点。

  • コラムがいっぱい集まったような感じだから、興味のある所だけ読んだ。
    このデータもあっと言う間に古くなってくのだろう。
    世の中の移り変わりは早い。

  • いろんなマーケッターの方がオススメしていたので買ってみたんですが、うーん、自分には合わなかったかなぁ。
    それぞれのエピソードについては言いたいことはわからないでもないのですが、結局、何が言いたいのか?というのが伝わってこないというか、これは本の書き方の日米の違いなのか、文化の違いなのか、自分の理解力の問題なのか、翻訳の問題なのか。
    要するにロングテール化とも言うべき嗜好やシチュエーションの多様性によって、これまでの単一的なマーケティングモデルだけでは通用しないってことを言いたいだけだとしたたら、ちょっとこのボリュームは大きすぎると思うし、それに対する明確な回答が示されているわけでもありませんしね。
    もうしばらく書棚には置いておこうと思いますが、読み返すまでにはもう少しの時間がかかりそうです。

  • フォード型の経済から、スターバックス型の経済へ。
    かつては、みんなが同じ物を欲しがり、同じレジャーを好んで、同じ事をしたがっていた。
    ところが時代の流れと共に、個人がそれぞれ自分らしさを追い求めるようになる。
    「マイクロトレンド」とは、ごく少数の人たちが動かすトレンドのこと。
    しかし、インターネットが普及した今、小さなトレンドが次の日には世界を席巻するなんてことも十分起こりうるのである。

    この本では、男女関係のあり方、働き方、趣味の世界などの、これまでにない新しい形を、米国の現状を交えつつ紹介している。
    具体的な数字を引っぱり出して、無理矢理結論づけている感が否めないが、アメリカ人の価値観が垣間見られて面白い。

    各ケースで日本や世界の現状も紹介されているので、比較して読める。

    社交的なオタク、インターネットを放棄する人たち、編み物好きの若者の急増など、意外な話も多々あり、興味深かった。

  • 某セキュリティソフトベンダーと名前がそっくりなんで見間違えて手に取ったら、なんとも面白い本に出会いました。その会社の名前もこの本に書かれている発想から取ったとしたら、非常に興味深い。事実、セキュリティソフトでは国内最大手になってるしね。自分の立ち位置がなかなか定められない人にオススメ。どんな分野でも自分の立つ場所は必ずある。そんな希望を持たせてくれる本です。

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