- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140814772
作品紹介・あらすじ
意表をつく、それが第一のキーワードだ。営業マン、詐欺師、交渉人、セラピスト、広告マン、検察官、電話セールス…、説得のプロのなかでも、達人だけに備わる「瞬間説得5つの法則」とは?心理学と脳科学からアプローチ。
感想・レビュー・書評
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図書館
2012/03/25 -
心理学者の説得術、spice(単純性、指摘利益感、意外性、自信、共感)。サイコパスの思考も興味深かった
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人間の心理的な傾向や特徴について分析したものである。
「シンプルなメッセージほど脳に伝わる」「人は選択に迷った時、他人の行動を真似する」など役に立つ内容は随所に見られるが、分厚いため読んでいて飽きるかもしれない。自分にとって興味のあるところだけ読むのが良いだろう。 -
長い。
人間が直感的に判断する仕組みを利用する。
著者は心理学者。心理学の知見の紹介。 -
人は日々、様々な場面で、いろいろなものに「説得」されているのだという。広告、表示物……それらのものを目にして、瞬時に選んだり回避したりしている、と。
そのメカニズムを、たくさんのわかりやすい事例で紹介してくれていた。この本そのものに、何度も「説得」させられていたのだろう。
翻訳がわかりにくい部分がいくつかあると感じたのは、自分の読解力が足りないせいだろうか……。 -
うまい言い回しの実例集といったところ。
あまり系統だったノウハウ本ではなく、そこがかえって良いかも。 -
先天的に持っている「説得の能力」は、こうやって出されるとすべて納得のいくものばかりである。
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社会的影響力の3Aを応用し、説得の公式を読み解く。
注意: attention
接近: approach
仲間意識: afferiation
1. あなたが話す基本的な原材料 : 相手が注意を払うもの
2. その原材料をあなたが伝える態度、方法 : 相手が接近する方法に関する主要な予測因子
3. 他者との関係という文脈を中で相手がどのようにあなたを、あるいは、あなたの言うことを評価するかに関する社会心理的な要素。つまり仲間意識の要因。
そして事例から発見された五つの柱はこちら。
1. 単純性 simplicity
2. 私的利益感 Perceived self-interrest
3. 意外性 Incongruity
4. 自信 Confidence
5. 共感 Empathy