- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140841877
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
風の息吹、水の鼓動、生命の躍動、そして人の温かさ…。
光を失った著者が、耳を澄ませて広げていった感性の世界。
そこには“音の目線”があり、季節の風や夜空の花火、電車の足音や暗闇の圧力、そして人の心の温もりが次々に“見えて”くる…。
日常に潜む豊かな世界を鮮やかに描き出す。
第49回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
[ 目次 ]
雨の日の楽しみ
句会デビュー
帰雁の隊
季節の使者
大まじめな爆笑句
永遠の宿敵
モグラとの遭遇
味噌作り
春はおじさん
究極の履物〔ほか〕
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
盲人のラジオ進出がなぜ進まないのかしら。視覚に頼らない表現がもっと生かされていい世界だと思います。
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三宮麻由子さんは、4歳で視力を失った方ですが、お母様の読み聞かせの海の中で育ち、上智大学仏文・大学院まで学び、エッセイストとして、感性あふれる文章を書かれます。忘れかけた「耳を澄ますこと」思い出してみませんか?