実戦小説の作法 (生活人新書 28)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140880289

感想・レビュー・書評

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  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:901.307||S
    資料ID:95020138

  • 「よし!これで自分にも小説が書けるぞ!」という即効性はないが、後からじわじわとこみ上げてくるものがある。
    作者本人は現代の文学界を嘆いているが、私もまたその一人かもしれない。内容に激しく同感したので。
    中学のとき小説が書きたいと思っていた。それは有名になりたいという、たったそれだけの動機でだったが…。
    しかし最近になって、当時とは正反対の気持ちで小説が書きたいとまた思っている。売れなくてもいいから、自分の小説を\"作品\"として誰かに読んでもらいたい。こういう気持ちに真っ向から対峙させてくれたこの著書に感謝したい。

  • 「ここで記すのは古今東西今も昔も多くの作家が語ってきた文章作法」と前置きされている。そのとおり。この書に書かれている内容を「なんだ当たり前のことだ」で終わらせるか、ひとつひとつ素直に地道に実践するかで、読者がほんとうに小説作法を身につけられるかが決まると思う。薄い新書サイズに全てが凝縮された、読み手次第の「実用書」。

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著者プロフィール

佐藤洋二郎(さとう ようじろう)
1949年福岡県生まれ。中央大学卒。主な作品集に『未完成の友情』『福猫小判夏まつり』『グッバイマイラブ』『神名火』『沈黙の神々Ⅰ・Ⅱ』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。著書多数。

「2023年 『百歳の陽気なおばあちゃんが人生でつかんだ言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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