「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882030

感想・レビュー・書評

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  • 20171111 海外から来た人が思っている日本人の思考・行動について楽しく解説してくれる。文化論としても読める。グローバルな時代にどう生きていくかの参考にもなると思う。

  • おもしろかったのであっという間に読めた。
    日本人が海外に行った話を読むのも好きだけど、外国の人が日本に来た話を読むのも好きだ。
    なにげに東京のおすすめスポット紹介が興味あった。
    今度行ったら見てみよう。
    あと、イギリスの食事について、もういいっちゅうねん!てくらいマズい説に反論してたなー。
    パンとチーズと紅茶がおいしいことはわかった。
    とりあえず今後外国の方と喋る機会があっても「納豆は平気ですか」とは聞かないようにしよう。
    私も納豆ムリなんで聞くことないだろうけど。

  • へえー、こう見えているのか~、と楽しめるところが多い。特に結婚式に3万円も払うのは納得できんみたいな記述は、そんな発想がまったくなかったんで新鮮だった。確かに言われりゃそうだな。

    あと、日本に関するトンデモ記事が量産される背景なんかも考えさせられる。必ずしも、現地の記者が歪んだメガネをかけているわけじゃないのね。

  • 2006年刊行。駐日英人ジャーナリストによる日本紹介書。抱腹、とまではいかないが、ウイットの効いたジョークや、日本人には思いつかない注目点が書かれ、なかなか面白い。「日本以外では決して見られない光景」「東京裏ガイド」が中でも良かった。肩の凝らない、また、肯定的な色合いの強い日本文化批評なので、堅い読書の箸休めに最適の一書。

  • 新書文庫

  • 日本に住んでいる日本人には思いもつかない視点が満載。
    当たり前のことが、当たり前ではない。
    面白かった。

  • 元日本在住英国人から見た、マニアックな日本ガイド。この手の本はたくさんあり、日本人から見ると「欧米人」とひとくくりにされがちだが、あくまでも英国人である著者の視点が面白い。「なるほどね、ククク…」と笑えた。
    日本の不条理なところや街の景観の醜さに文句を連ねてはいるが、全体を通して、日本を強く愛していることが伝わってくる。行ったことがない庭園や博物館などが、おすすめの場所として紹介してあったので、今度訪れてみようと思う。
    著者は現在英国に戻り、英国から日本向けに情報を発信しているようだ。

  • お気に入りの言葉ベスト3
    「おニュー」初めて何かを使うときに感じる束の間の幸福感を見事に捉えているし、そこにはユーモアとアイロニーが同時に含まれている。しかも、短い英単語の前にたった一文字付け加えるだけで、それだけのニュアンスを伝えているのだ。
    「上目遣い」「勝負パンツ」
    「猿も木から落ちる」「猫に小判」「全米が泣いた」「やっぱり」「鵜の胃と尾の絵」「ずんぐりむっくり」「億ション」
    日本以外で見られないもの
    電車で器用に新聞を読む、居酒屋の吐く用洗面台、温泉・グルメ番組、プールの休憩時間、ハンカチで手を拭く前に二回手を振って水を切る
    発明
    花見、銭湯、新書版、美しい包装、所有できる美術品浮世絵

  • 160220読了

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著者プロフィール

1970年イギリス生まれ。オックスフォード大学のセント・アンズ・カレッジで古代・近代史を専攻。卒業後は神戸で日本語を学び、イギリスの新聞の東京特派員を務めた。著書に『「ニッポン社会」入門』、『新「ニッポン社会」入門』、『驚きの英国史』、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの<すきま>』などがある。

「2018年 『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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