わかっちゃいるけど、痩せられない: メタボの行動経済学 (生活人新書 259)
- NHK出版 (2008年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140882597
感想・レビュー・書評
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考え方、行動パターン変える。価値観、評価を健全に
過去に支払い、もう帰ってこないお金:サンクコスト:回収できないこと心得る
基準、大丈夫?楽観視してません?未来の満足度の評価を高く保つ。
現実的な話は心配を増加させる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自己啓発
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ダイエット法ではないです。
続けるこつ、なぜやらないかを行動経済学の視点から説明しています。
ダイエット始めの体重をゼロとして減っていった体重を何百グラム減というように記録していきモチベーションを維持するなどといったことが書かれています。 -
行動経済学からメタボな人間心理を解説。
そして、どうしたらメタボから脱却できるかが提案されています。
とても読みやすかった。
すぐに読めたし、ためになりました。 -
ダイエットを行動経済学と捉えるとは面白い。①現状維持バイアス、②選択・非選択のフレーミング(フォーカス)、③時間割引率、④コミットメント効果
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・食べ放題、飲み放題で元を取ろうとするな(笑)
・太った仲間が多いと太る(笑)
・好物を常備しない(笑) -
[ 内容 ]
人はなぜ、太るとわかっていても食べ過ぎてしまうのか。
なぜいつもダイエットを先延ばしにしてしまうのか…。
メタボ克服の第一歩は、まず自分を知ることから。
経済と医療の専門家が、人間の非合理的な行動を探究する「行動経済学」のアプローチで、人々が無意識のうちにハマっている「痩せられない」行動パターンを解き明かす。
[ 目次 ]
はじめに 痩せられない行動の「ココロ」を探る
第1章 「元を取りたい」人は痩せられない!?―サンクコスト効果
第2章 ダイエットは太り始めがチャンス―価値関数
第3章 ご都合主義者は痩せられない!?―確率加重
第4章 ものは言いよう―フレーミング効果
第5章 太った仲間が多いと太る!?―ヒューリスティックバイアス
第6章 浮気なココロにご用心―選好の基準
第7章 わかっちゃいるけど、我慢できない―時間割引率
第8章 「脱・メタボ宣言」しよう!―コミットメント
第9章 メタボはこんなに損をする―コスト増と機会損失
おわりに 人生の満足度を最大にするには
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
途中で読むのが苦痛になった。最後まで読み終えたが…。
データなどを中心に、ダイエットの心理的なテクや行動を解き明かす内容。(フレーミング効果、サンクコスト効果などに触れている)
ダイエット本ではないので仕方が無いのかもしれないが、参考にならない、即効性が無い。
作者がこれを実行して痩せた…と言う事だが、まったく中身に入れ込めず、共感を感じなかった。
作者自身がかかわる例もあったが、それはあくまでダイエットしている人間としてではなく、傍観者(レストランで、メニュー選択に迷う元同級生を見て観察)としてだった。そのせいか内容に説得力を感じなかった。 -
食べ放題で元を取ろうと思わないこと。
体重記録は変化の幅に注目。
ダイエットは体重変化に敏感なふとり始めがチャンス。
食事の遼が自分にとって適性かどうか冷静にチェックする。
肥って病気になった人をサンプルに意識せよ。