NHK 100分 de 名著 渋沢栄一『論語と算盤』 2021年4月 (NHK100分de名著)

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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142231249

感想・レビュー・書評

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  • 2021/10/18

    335.13||モ (5階社会)

    江戸末期、小さな農業国であった日本を現代の高度な資本主義国にした彼がめざしたのは、自分の儲けではなく、『皆が富む社会の構築』でした。
    もし、彼がいなければ、鉄道(JR・京阪)・銀行等 数百に上る企業・学校がなかった !?!

  • 渋沢の生い立ちにも焦点を当てることで、思想家としての渋沢と、実践家としての渋沢の原点に触れられる。『論語と算盤』は既に読んだが、本書で渋沢が公益(国益)を最上位の目的としてたこと、そのために論語の考えと資本主義的な考えをバランスよく解釈、適用していたことが分かると、『論語と算盤』の凄さや主張したいことが更に分かりやすくなったと感じた。本書を踏まえてまたもう1度『論語と算盤』を読み、渋沢の思想をより体系的に理解できればと思う。

  • ふむ

  • この本を読む前、渋沢栄一については欲深で金の亡者というイメージがあったが、そのようなイメージは完全になくなった。渋沢栄一のような考えを持って生きていければ良い人生を歩めそうだ。

  • 渋沢栄一の論語と算盤について理解を深めることができました。

  • 論語と算盤の導入として、とてもわかりやすい内容だった。渋沢栄一が、対極にあるものを調和させることの大切さを、身を持って示していたことが理解できる。これから興味を持って読み進めていきたい。

  • ・論語と算盤、のように両方成り立たせるのは難しいことがあるのが世の中であるので、それをするにはどうすればよいか、を考えることは大切であると思った
    ・経済と環境問題も同じようなことがあり、SDGsなどとも関わりがある本と思った

  • 論語(道徳)算盤(欲望)両者を否定せずある時は道徳 ある時は欲望で経済を回して公益を図れればいいのだという考え。

  • 大河ドラマが、更に楽しく観れそうです

  • 少し概論的な説明が多く、渋沢栄一の人となりを知るには物足りない。ただ相反する論理、ここでいう論語と算盤を両立してこその世の中ぎ理想という考え方は共感。
    まさしくその通りと思う。

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著者プロフィール

1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在は、作家として『孫子』『論語』『韓非子』『老子』『荘子』などの中国古典や、渋沢栄一など近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、グロービス経営大学院アルムナイスクールにおいて教鞭をとる。2018年4~9月トロント大学倫理研究センター客員研究員。主な著訳書に『現代語訳 論語と算盤』(渋沢栄一著、ちくま新書)、『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)、『最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』(以上、日本経済新聞出版社)、『中国古典 名著の読みどころ、使いどころ』(PHP研究所)、『アミオ訳 孫子[漢文・和訳完全対照版]』(監訳・注解、ちくま学芸文庫) など。

「2020年 『『論語』がわかれば日本がわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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