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- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150013875
感想・レビュー・書評
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1996年3月31日 再版発行、背ヤケ、カバスレ、帯無
ハヤカワ・ミステリー1387
2014年2月25日伊勢BF -
覆面書評家ネメシスを殺すと書かれた紙を拾ったハリエット。ハリエットの家を間借りしている5人の中に書評家と命を狙う人物がいると知り疑心暗鬼のなか死体が見つかる。トリックは単純ながら話が短く上手くまとまっていて読みやすかった。えげつなさもありよかった
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ベイジル・ウィリングシリーズ。
作家ばかりを間借人に置くハリエットの部屋に風で舞い込んできた紙には、殺人計画の相談が書かれていた。これはフィクションなのか、本物の殺人計画なのか。その後、家の中である男の死体が見つかり…
作者75歳の時の作品。そのせいか全体にあっさりとした印象である。トリックに関しては80年の作品だからいいとしても、ハリエットの息子の扱いも中途半端な気がするし、殺人計画の手紙についても、全盛期のマクロイならもっと間借人たちの描写でサスペンスを盛り上げていたのではないか。個人的にはマクロイに期待するのはサスペンス部分なので、それが残念。
そうはいってもさすがマクロイだけあって、十分面白かったけど。
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