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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150103057
感想・レビュー・書評
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原書の刊行順に読む宇宙都市シリーズ第2弾。文庫での宇宙都市シリーズ番号は1。都市ごと宇宙へ飛び立たせることができるようになった経緯とか寿命を延ばす薬の開発経緯といった、このシリーズのスタートとなるエピソードです。さすがファイザーの広報部門でサイエンスライターをしていた著者の経験がものをいって薬品開発は詳しいです。ところどころ謎の数式が入ったりとこの詳しさの粒度がアンバランスなのが気にはなりますが・・・カバー絵にもなっている木星にかかる巨大な氷の橋はなんのつながりがあるのかと思ったら重力の研究のために建造したもの。重力遮蔽フィールドの実現可能性に触れられているところが秀逸で納得。
シリーズとは言っても、都市が宇宙を巡る間に遭遇する事件や戦争をバリエーションを変えただけの連作で描いているわけではないところがこのシリーズの特色で、スペース・オペラに安易に落ちていかなかったところがすごい。数百年数千年という単位で時間が経過していく中で文明が変わっていく姿を描いていくシリーズになってます。そのくらいの時間軸になると、都市の建造物自体の老朽化と更新はどのようにしているのかとか不死に近い人で構成されたら思想も保守的になってくるのでは?とか想像してしまいます。ある意味閉鎖空間となった渡り鳥都市はどのように発展させていくのか?どのように人材交流していくのか?でもこれって現実社会の街や都市に共通する問題では?老人天国になった自分の住む田舎の町は地球の上に乗っていて太陽の周りを巡り、さらに銀河の腕に乗って宇宙を旅している宇宙都市になったと夢想するとなんかわくわくしてきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019年2月27日に紹介されました!
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