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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150103613
感想・レビュー・書評
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クラーク・アシュトン・スミスや、アンブローズ・ビアス、ジャック・ロンドンなどの名前に反応してしまう人は、ちょっと手に取りたくなる本かもしれない。ただ主役は彼らではなく、彼らが関わった(そのために死ぬことになった?)ある人物と、その呪いに巻き込まれてしまった男の話である。
呪いの仕掛けはなかなか壮大なのだが、現代で影響を受けるのがほぼ1人であるせいか、読み終わってみれば微妙に小粒な気もしないではない。それでも後半になって明かされていく真実や、クライマックスのシーンなど、脳裏で映像を思い浮かべながら読むととても楽しめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示