火星縦断 (ハヤカワ文庫 SF ラ 4-1)

  • 早川書房
3.58
  • (5)
  • (4)
  • (15)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 96
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150115623

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『火星縦断』は、2028年の火星探査隊が帰還船の事故後、新たな帰還船を求めて火星を横断するサバイバルストーリーです
    2000年に上梓された小説

  • 久しぶりの本格ハードSFです。時代は2010年ごろの近未来、作者はNASAの現役職員(作家の方が本業かな)ですからね、相当リアリティーがあります。
    あらすじに書いたのは走りの部分で、分冊した方が良いと思える厚さの長編の3/4は火星での移動を舞台にしています。主要登場人物は5人ですが、ハードSFとしては充分な人物造形ができていると思います。
    ただ、残念なことに、もう一つ飛びぬけたシーンが無いですね。なだらかな山地のトレッキングと言うか、なだらかな高低は有るものの、飛びぬけた嶺や絶景ポイントが無い。そんな感じの作品です。

  • 火星での設定に無理があるが、それをゆるせる個人の描き方がすばらしい
    表紙   6点田中 光   小野田 和子訳
    展開   6点2000年著作
    文章   7点
    内容 640点
    合計 659点

  • -

  • 1つの章が短いので、通勤電車内で読むのに最適。そのために余白が多くなっているので、全体の分量も多くない(と思う)。<br>
    火星を縦断するよりも、登場人物の過去の描写の方が多いのではないだろうか?<br>
    しかし、彼らは無事地球に還ることができたのだろうか?帰還時の火星と地球の位置関係の記述が無かったような気がする。<br>
    まあ、そこまで考慮した重量制限だったということで。<br>
    読みやすい。

  • ある日、こんなニュースをTVで見る日が来るかもしれない。そんな気がする物語。

    そして、この物語に直接関係ないが、あのカナダ人の愛する女性はいつも。。。彼らに待ち受ける運命なのか

全7件中 1 - 7件を表示

小野田和子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×