彷徨える艦隊 4 (ハヤカワ文庫 SF キ 6-4)

  • 早川書房
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本棚登録 : 185
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117320

作品紹介・あらすじ

戦闘準備を整えたギアリー大佐ひきいるアライアンス艦隊は、ふたたびラコタ星系に突入した。ギアリーの思惑どおり、敵は戦闘能力を保持する全艦船を追撃艦隊につぎこんだため、そこに残っていたのはスターゲートを警備する小艦隊だけで、あとはおびただしい損傷艦とそれを修理する民間船だけであった。敵損傷艦の撃破、味方捕虜の救出、補給物資の強奪など、ギアリーの立案した作戦はことごとく成功するかに思えたが…。

感想・レビュー・書評

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  • 原書名:The Lost Fleet: Valiant

    著者:ジャック・キャンベル(Campbell, Jack、アメリカ、小説家)
    訳者:月岡小穂(翻訳家)

  • シリーズ第四弾 話が出来すぎだが面白くなってきた
    表紙   5点寺田 克也   月岡 小穂訳
    展開   5点2008年著作
    文章   5点
    内容 560点
    合計 575点

  • 話も佳境。敵の民間人救出のシーンは感動的だが、「悪役/敵役がその道徳的な行動を理解するのに苦しむ」というシチュエーションや、敵の道徳レベルをその程度に設定しているあたりは、とてもアメリカっぽい。

  • 4巻目。いきなりフルスロットル。で、大佐の作戦大当たりなのは良いけれど、ぐだぐだでうわうわな人間関係はちょっと苦手。一方で獅子身中の虫の活動が明らかに。もはや「足を引っ張る」ではすまないあああああな状況。そんな中で、動揺したり悩んだりしたりしても、かなりの部分感情をコントロールできる大佐は、さすがです(この巻の終わりの方ではそうはいかないシーンもあるけれど)。
    というわけで、フルコース、大充実の巻です。
    さて、後書きを見るとあの女性はすこぶる不人気らしいのだが、個人的にはなかなか面白く、興味深い。
    一方、艦長。耐える女はちょっと苦手かな。余談ながらふと思い出すと、1巻目「中年」らしき描写あり。ヒロインに若さを求めないのが欧米の作品なのだとあらためて納得。

  • 前任者の戦死によって1500名からなる宇宙艦隊の指揮を引き継ぐことになってしまったギアリー大佐。敵地深くから果たして戻ることができるのか?

    敵との過酷な戦いを強いられながらも決して一枚岩ではない組織に加え、敵の工作員の潜入もうかがわせ、また背後には異性人の影が色濃くなり・・・更には厳しい参画関係。絶句・・・

    この状況厳しすぎる。胃に穴が開くな。ストレスの高まりとともに感情を爆発させる場面も多くなってきた。

    現実の仕事でも、ふと思い当たり、「ギアリー大佐だったらどうするか・・・」などと考える今日この頃。でも、その前に思いっきりブドウ弾をぶち込んでやりたいゾと妄想してしまう年末・・・

  • -

  • デシャーニ艦長が可愛すぎる。
    表紙の女性は誰なのか。
    ヴァリアントのランディス艦長は全然活躍してないしなぁ。
    デシャーニだとしたら、惚れる。
    本の内容よりそっちの方が気になっていたりしますっ。

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