ジャック・イジドアの告白 (ハヤカワ文庫SF)

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  • 早川書房 (2017年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784150121587

作品紹介・あらすじ

古タイヤの溝掘り職人であるジャックの日常はある日狂い始める……。ディックの自伝的作品にして主流文学の代表作を、新訳で刊行

みんなの感想まとめ

物語は、戦後の混乱と個々の人間関係に焦点を当てた準私小説であり、登場人物たちの複雑な感情や行動が描かれています。主人公の兄は、世間とそりが合わない青年でありながら、その純真さと鋭い洞察力で周囲の狂気を...

感想・レビュー・書評

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  • 「戦争が終わり、世界の終わりが始まった」の新訳。
    読み始めてストーリー思い出した。以前読んだ時より、年をとったのか視点になる登場人物全員に感情移入できる。
    終わりもディックっぽくなく腑に落ちるんだよなあ。
    先日「父祖の信仰」読んで、足元の不安定さ加減が話が破綻せずやっぱディックはひSFでも絶妙で個人的に合う。
    ただタイトルはこれでもなく、英語直でもなく、内容から「戦争が終わり、世界の終わりが始まった」のかけが合ってると思う。

  • SF要素のない、ディックが自身を投影した準私小説。現代でいう発達障害らしき青年で世間とそりが合わない兄が、わがままだが裕福で世知に長けた妹の不倫に巻き込まれるかたちで物語は進む。序盤から登場人物の言動が強烈でいきなり眼が離せなくなり、徐々に昼ドラ的な愛憎劇に引き込まれていく。世間的には恵まれた存在であるはずの妹夫婦がやがて狂気と化していく中、カルトの終末論に惑わされながらも、純真かつ鋭い洞察力を見せる兄。本当に病んでいるのは誰なのだろう。「彼はある意味で優れた人間なんだ」後にディックは書簡で振り返っている。文学的ともいえるが、サスペンスとしても面白かった傑作。

  • ディックの非SF小説。SF的設定がないので個人的にはものたりない。イジドアの妹・フェイの強烈さが印象深い。フェイの夫の退院後の行動も強烈な印象を残す。

  • 【由来】


    【期待したもの】
    ・阿部重夫の訳だったり。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 非SF作品ってことで読んでなかったけど意外に楽しめた。ディックは本当はこういうの書きたかったていうか主流文学を書きたかったのかなと思った。人物造形が丁寧で、描きこみもきっちりしており、アメリカ文学だなって感じする。読んで損はない。

  • 訳注が過剰で煩わしく感じてしまった。^^;
    ディックファンなら解説本に手を出しちゃうと思うし、今は楽にネットで検索出来ると思うのですが、知らないままで間違った解釈をして欲しくないという意向があったのかな?

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