シンギュラリティ・トラップ (ハヤカワ文庫 SF テ 10-4)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150122546

作品紹介・あらすじ

妻と二人の子供のため、一攫千金を夢見て小惑星帯へ向かう採鉱船に乗りこんだコンピュータ・プログラマーを待ち受けていたのは!?

感想・レビュー・書評

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  • 2019年10月ハヤカワSF文庫刊。ナノマシンに感染して人ならざるものになったプリチャード。前半は、怖い展開です。後半、各国軍と炭鉱船の仲間達とプリチャードの関係が面白い。プリチャードは偉いです。

  • またボブが出てくるかと思ったら違ってホッとしたw

  • 借金を返すため、採掘宇宙船に乗り込んだアイヴァン。家族のために必死になる姿は痛々しいほどだ。そんなアイヴァンだが、採掘中に何者かが仕掛けた罠に嵌まる。ナノマシンに腕を侵食され、最後には体すべてがナノマシンに入れ替わる。ただし、記憶や意識はそのままなので、まずナノマシンのアイヴァンは肉体を持つアイヴァンと同じなのかというテセウスの船のパラドックスに陥る。

    アイヴァンが嵌まった罠の目的は後半に明らかになる。太陽系の生物を絶滅させる恐れがあるものだった。スペースオペラのようなミステリのような冒険小説のような作品だった。

  • エイリアン、ブラッド・ミュージック、劇場版ダブルオー、…

    まぁ、愚か者どもの群像劇、ってとこですかね。
    超ウラン元素を「素手」で触ろうとする阿呆の名前が「アイヴァン」だってのが象徴的ですな。

    ♪イワン、ばかん、フフン、そこはドツボなの…

  • なかなか面白かったです。
    自分が消される危険に身を置きながら、コンピュータを欺くなんて、痛快すぎる❗
    論理的にしか考えられないコンピュータからしたら、直感ともいえる人間の感性的な思考と表現は理解しがたいのだろう。

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