- Amazon.co.jp ・本 (768ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150206079
作品紹介・あらすじ
〈ツバメの塔〉で、辛くも死を逃れた少女シリ。だが彼女はウィッチャーのゲラルトとともに戦うため、戦乱のさなかに戻っていく!
感想・レビュー・書評
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圧倒的な世界観だな~。叙事詩というのだろうか。いろんな一般人の視点も織り交ぜてて。
何より、ヴィルゲフォルツを倒してもハッピーエンドには程遠く、問題は山積み…。ゲラルトは無双でも何でもなくやられるときは結構やられる。
長い小説を読み終わった時の喪失感をまた味わってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
陰謀渦巻く~なので登場人物が入り乱れ誰が誰だかわからなくなることも
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大人の、過酷で、残酷なファンタジーだったな。でもそれでも進んでいくであろう未来を感じる終わりだった。なんせ登場人物も情報も多いので理解できてるのか不安だけど。なんかこう、やるせないなーと思うことが多かったな…人の欲とか弱さとか傲慢さとか。ストーリーの壮大さはもちろんなのだけれど、個人的には人々(他の種族も含めて)の生き様考え方に、色々感じるものが多かったな。
あと会話がなんかクセになる。
落ち着いた頃にまたのんびり読み直したい。 -
ウィッチャーシリーズ最終巻。
シリーズものってだんだんつまらなくなる作品が割と多いんだけど、その点ウィッチャーシリーズは問題なしb(^^)
ていうか本巻がシリーズの中で一番面白かった。
800ページ近くありながら全然ダレるところがないというのもすごい。
シリの異世界での冒険、ゲラルト一行のトゥサン公国滞在記、ヴィルゲフォルツ&ボンハートとの最終決戦、北方諸国とニルフガードの戦争の顛末、ゲラルトたちのその後などなど、とにかく見所が満載。
自分的には、シリとアルダー王国(別世界にあるエルフ族の王国)との関係がわかったので、
ビデオゲーム「ウィッチャー3」をプレイしていて???だったところがスッキリした(^^)
そのほかゲラルトのモテッぷり(うらやまー)や、シャニたちチョイ役のエピソードもきめ細かく描かれていて読み応え有り。
ただ、前巻で突き抜けたワルぶり見せつけてかっこよかったボンハートが、今回はただのゲスな悪党になっちゃってたのはちょっと残念だったかな(><) -
シリの大冒険!
湖の貴婦人、なるほど……。 -
完結篇
んー、舞台を細かく語ってきたのに、最後はドタバタと慌ただしく幕引きしちゃったな