十六歳の肖像―グイン・サーガ外伝(7) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150302337

感想・レビュー・書評

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  • ナリスは若くてもナリスなんだなと思った次第です

  • アルド・ナリス、ヴァレリウス、マリウス、スカールのそれぞれ16歳の日々を綴った短篇集。それぞれが無垢の少年から、自らのおかれた立場を理解し大人への一歩を踏み出す瞬間です。その時は自らの中に暗い部分を取り込むことを意味しています。
    特にスカールの物語が、胸に迫るものがあって心に残ります。
    また、ヴァレリウスの物語も、魔道の世界が舞台担っており迫力たっぷりです。
    それて、最後の中島梓の解説(要は栗本薫のあとがき)が、筆者の思いが吐露されていて迫力があります。

    闇と炎の王子―ナリス十六歳
    暗い森の彼方―ヴァレリウス十六歳
    いつか鳥のように―マリウス十六歳
    アルカンド恋唄―スカール十六歳

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、小説家)

  • ナリス、ディーン、ヴァレリウス、スカール。スカール16歳がどんな感じかすごく期待していたのだが、大人バージョンとあまり変わらなかった。作者のあとがきと同じ感想。

  • 主要人物4人の16歳の頃…うーん、やっぱり、ナリスかな?スカールは読めちゃう感じで。マリウスもそっかって。ヴァレリウスはもう少し掘り下げて欲しい感じ。唯一王族でない分、深みが欲しいなと。とはいえ、楽しかったです。

  •  2007年3月3日再読

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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