- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305185
感想・レビュー・書評
-
神林作品の中でもお気に入りのものです。
戦争ものなのに主人公たちは戦場に赴く気はほぼ皆無。飲んだくれて毎日を過ごしている問題児たちです。そこへ新しく指揮官が配属されて……すったもんだの物語(笑)
しかし、最後の章ではシリアスな戦闘シーンが盛り込まれていて「あー、戦争していたのか……」と思わず思ってしまう。このシリアスな戦闘シーンは急展開過ぎるなどと論は割れますが、私はそれほど急展開とは思いませんでした。なにせ連作に近い書き方ですしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャーマン少尉萌え
-
[SF]
古本で購入。ちなみに表紙絵は小林源文バージョン。
人ならざるものとの戦いを描いてる点では『雪風』シリーズと同じだけれど、こっちはだいぶスラップスティック。
読みやすかったし、それなりに面白かったけれど
マヘルシャラルハシバズの物語として書ききって欲しかった。 -
雪風に似た舞台装置を準備した作品と思います。1冊で完結した、肩肘張らないミニチュア版雪風のようにも思えます。
-
雪風以外の神林作品では今のところ一番好きかな
-
飲んではハイに
醒めては灰に
飲もうぜ
今宵
銀河を杯にして -
ちょっぴりお気楽極楽、能天気な戦車と兵士のおはなし。
マヘルシャラルハシバズの名前を覚えるのに結構かかった。 -
若い頃は意志のある機械(マヘル)に萌え萌えでした(笑)が、あれから20年(!!)、今はこう言いたい。「飲むなら読め!」飲兵衛小説の傑作ですよ。