闇の微笑―グイン・サーガ(50) (ハヤカワ文庫JA)

著者 : 栗本薫

• 早川書房 (1995年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

カル・ファンの拷問によって瀕死の重傷を負ったアルド・ナリス。ようやく意識を取戻した彼を待っていたのは、いよいよ状勢が切迫してきた市庁舎占拠事件だった。事件が飛び火して、いましもパロ内乱が起きるかもしれぬという。万策尽きたヴァレリウスに、ナリスは、ベッドに横たわったまま、事件解決の恐るべき秘策を受けた-ふたたび、運命の激流が物語を大きく変えてゆく。未曾有の大河ロマン、前人末踏の第50巻。

感想・レビュー・書評

[土瓶さんの感想 · 2021年3月22日]

ナリス→ヴァレリウス。

[ありんこゆういちさんの感想 · 2019年11月6日]

ヴァレリウスが煩悶する事が多くなるのはここからだったでしょうか。動けなくなったナリスもまた怖い・・・

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

闇の微笑―グイン・サーガ(50) (ハヤカワ文庫JA)

[cocopocketさんの感想 · 2012年10月27日]

グイン・サーガの５０巻目がやっと手に入った。
神保町の三省堂でいつも本を買うのだが、５０巻が長い間欠番になっていたため先に進めなかったが、先日やっと入荷したため、即購入。
アルド・ナリスが拷問にあい、ランズベール塔に横たわりながらヴァレリウスをあやつり、意のままに世の中を操っていく。
レムスは憑物が落ちて、本来の個性を現し始める。といった主人公たちの展開がありながら、なぜかパロが独裁の道を進み始めるという。
１００巻書くといった著者の目標の半分までたどり着いたが、これからどんな結末に向かって進んでいくのか？
また本当の主人公のグインがしばらく登場していないが、彼はいったいどうなってしまったのか？

[kiyosiさんの感想 · 2008年8月4日]

　２００７年３月３日再読

著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」