- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150306953
感想・レビュー・書評
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グインにイシュトにリンダにレムス。
感慨深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前巻の終わり方が終わり方だったので、この巻早々になんかあるのかと思って構えてみてました。
何かあったといえばあったし、思っていたことじゃなかったといえばなかったし……。
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リンダとイシュトヴァーンが再会しました。思えば遠くへ来たもんだ。
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最初にグインサーガに出会ったのが、1980年、中学生でした。
ハワードの、コナンの世界が好きだったので、日本のヒロイックファンタジーで注目されていた「グインサーガ」(名前がいいですよね)、文庫本の表紙に惹かれジャケ買い(その当時、そんな言葉はない!)。実は惹かれたのは2巻の「荒野の戦士」なんですけど・・・。
そこから、約30年、この長い物語を読み続けてきました。「月刊グインサーガ」のときはうれしかったですね。新しいグインが毎月読めたので。
未完なのは残念ですが、タイムリーにグインサーガに出会えて感謝してます。
他の作者さんで、書き続いているようですが、やっぱり栗本薫ではないグインは・・・。
星マイナス1は、未完だから。
予告通り100巻で終わっておけばなぁ。と思ってしまいます。
(「ランドック」ってなんだったの。「アウラ」って何だったんだぁ!!) -
蜃気楼の彼方―グイン・サーガ(85) (ハヤカワ文庫JA)
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イシュトってかっこいい系のキャラだったきがしますが(トオイメ)、いくら思考を乗っ取られてる可能性があるとは言えまるでダメダメ。グインと比べると人間性といい王の器といい、格の違いは歴然です。グインといえばイシュトとの戦いをゼノンの練習台に見立てる程の余裕綽々ぶり。はやくアンタが世界を牛耳れば平和に暮らせるってもんなのに。日本に来て立て直して!
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やっと一冊読み終わった。
グインサーガ 85
ゴーラにあっけなく敗れてしまった、神聖パロ。
本当にあっけなく、3万のゴーラ軍に敗れたナリス軍は、ナリスの居室を唯一の治外法権として、ゴーラ軍に足を踏み入れさせることだけは、踏みとどまった。
ナリスと不本意な再会を果たしたイシュトバーンは、自軍の今後の去就について思い悩む。
その後イシュトバーンとの交渉役に、イシュトバーンとの旧知の仲であるヴァラキアのヨナを押したてるが、イシュトバーンとの交渉を進めることはできないでいる。
そして遂にケイロニアのグインは神聖パロにつくことに。
ナリスとグインが会見を行う前に、物語の展開は意表をつくようにグインとイシュトバーンそれにリンダの3人を引き合わせる。ここに至って遂に、ルードの森ではじめて出会った、グイン、リンダ、レムスそしてイシュトバーンがそれぞれの国を率いて登場となった。
グインとイシュトバーンとの会見によりイシュトバーンが竜王の催眠術により動かされていることを知ったグインは更に意外な展開として、イシュトバーンとの決戦を決意。そしてケイロニアの金犬将軍ゼノンとイシュトバーンを戦わせる。
グインはこの後どのように、イシュトバーンをゴーラに追い返そうとするのか。
またレムスはこの展開のどのように絡んでくるのだろうか? -
2002年6月12日購入
2003年9月3日読了 -
こんなところまで、来てしまったのだなぁ。そう思わせる85巻の波乱怒濤さ…。私の好きなリンダがまた、活躍してます。嬉しい。前向きで、希望と、パロの尊き青い血を、誰よりも、気高く掲げる姿は、素晴らしい。この表紙はリンダでしょう。(天野氏のイラストのイメージから、未だに抜け出せないでいます)いい巻でした。ありがとう。これからも楽しみ。