女優のたまごは寝坊する。 (ハヤカワ文庫 JA フ 5-1)

著者 : 深沢美潮

• 早川書房 (2014年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[yohさんの感想 · 2014年2月7日]

読んでから気付いた深沢美潮氏の新作だった。
とても読みやすい。
ミステリーのカテゴリだけど、苦手な人でも簡単に読めるかも。

[mui-muiさんの感想 · 2014年2月1日]

ハヤカワなのでSFかと思いながら読んでみたら、ちょっとゆるめのミステリーでした。想像の中にキャラを作り出す主人公の特性は、ややもすると単なる不思議ちゃんになってしまいますが、想像の中のキャラも自分自身であることを認識していたり、冷静に受け止めてるあたりはうまいなと思いました。
断片的に展開されていく作中話が、本編とあまりリンクしないのは、ちょっと肩透かしかな。

[gonmochiさんの感想 · 2014年1月29日]

まさかＪＡで深沢さんの本が読めるとは!!嬉しくてつい読んじゃいました｡主人公､二重人格ぎみ??w脳内会話が多い｡ でもなじみのある方の文章は読みやすく､あまりﾍﾟｰｼﾞも無いこともあってわりと早く読み終えられた｡ｼﾘｰｽﾞ化しそうだなぁ｡ ＦＱがとっても読みたくなった!

[けんちゃんさんの感想 · 2014年1月13日]

主人公が台本の主人公（想像）との掛け合いで謎を解いていくライトミステリ。読後感もよいのでオススメ。台本自体もミステリ仕立てなので書くのは大変そうだけど面白かったです。台本が変われば推理の相棒も変わるということだろうからシリーズ化希望です！いつか主人公が主人公の役をもらえるその日まで。

著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント：@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストＩＩ（８） 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」