航空宇宙軍史・完全版 三 最後の戦闘航海/星の墓標 (ハヤカワ文庫 JA タ 4-28)

著者 :
  • 早川書房
4.39
  • (8)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 90
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (767ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312565

作品紹介・あらすじ

ついに終結した第1次外惑星動乱。その戦後処理と兵器開発の裏側を描く連作長篇2作

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 外惑星動乱の終戦直後を描く。戦後処理なので地味な展開になるのではと思っていたが、掃海処理など、なかなかドキドキさせる面白さがあった。後半の「星の墓標」は毛色が違う作品。シャチの脳だけ使われる戦艦など、サイバーパンクっぽいところがある。シャチのいる海から一気に宇宙に飛び出し、そしてシャチの故郷である海に思いを馳せるなど、ダイナミックに展開する。また、最後の方で各所にちりばめられたエピソードが繋がっていくところもダイナミックで面白い。

  • 航空宇宙軍史・完全版 三 最後の戦闘航海/星の墓標 (ハヤカワ文庫JA)

  • 第一次外惑星動乱の戦後処理である『最後の戦闘航海』と終戦間際の事件と、その後始末である『星の墓標』の二篇。
    最後の戦闘航海は、第一次外惑星動乱のエピローグであり、その次のプロローグの様に、
    『星の墓標』は二度泣けた。ダンテ隊長と、ジョーイに。。。
    『最後の戦闘航海』のカミンスキィ中佐が『次』の主人公なのだろうか?

  • ようやく三冊目も読み終わった。SF感がだいぶ薄くなって、人間模様のような話ばかりになってしまった。面白いのは面白いけれど、こういうものを求めてたわけじゃないんだよな、という気持ちに。
    170429

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷甲州の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スタニスワフ・レ...
ピエール ルメー...
アン・レッキー
アンディ・ウィア...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×