- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150313425
作品紹介・あらすじ
準惑星天涯でガイナスに辛勝した人類。しかしその勝利は、出雲・壱岐両星系の政治・軍事各所に微妙な軋轢を作りだすことになる。
感想・レビュー・書評
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#日本SFSF読者クラブ この物語はファーストコンタクト物でもあるのだが、人類サイドの陰謀めいた話が結構あるので、その印象が薄くなっている。今回は女性陣が大活躍。今回もかな
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人類側、出来る人ばかりじゃないか!と思っていたら、とてもそんなことはなかった2巻。
否定は許さん、歌を歌って士気高揚で乗り切ろう!
ってのはまるでどこかの旧帝国陸軍。
でもちょっとおバカさんすぎるので減点ですが、政治色が濃くなってきたのが楽しいのでプラマイゼロ。 -
無能な指揮官のために人類は大敗してしまう。巻き返せるか。
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一巻から引き続き、失速なく楽しめました。攻略戦の結論は想像つきましたが、ガイナスがどんな戦法でくるのか、ドキドキしながら楽しめました。
相変わらず幼稚な設定や言い回しは節々にありますが(特に最後は酷かった)、まぁでも次の巻も早々に手に取りたいと思います。 -
戦闘シーンは迫力満点、深まる謎、おもしろいです。
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なんでだろうか。こういうの好きだよね。きみたち。という作者のプロットで登場人物がうごいているので、一定の評価はされると思うのだが、作者が発行するコマンドでキャラが操作されている感じが透けて見えるので、私の興味としては異星人の謎をどうしていくのかを楽しみに読んでいる感じ。
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
2巻は1巻の結果を受けて物語は進行している。
1巻ラストの劇的な結果が様々な方面に波及し、大きな影響を与えているということが書かれていた。
それは軍内部だけではなく、壱岐星系の社会改革にも繋がるような大きな波紋となり、人類側の体制を大きく変革するのが面白い。
それにしても壱岐星系の社会になんでこんなことになったのかと考えてしまう。出雲星系から離れた場所で環境が厳しいからなのか。それとも意図的に構築されたものなのかが非常に気になるところだ。 -
政治的な駆け引きで司令官など偉い人が決まる。そして失敗。本書では、軌道エレベーターの重りとなっている小惑星(ガイナスが掌握している)で、降下猟兵が準惑星天涯の奪回のために派兵されるが、司令官の香椎が逃げたために惨敗する。火伏兵站監はテロにあって、生死が分からない。タオ迫水の妻は父親のアーロン安久との関係がややこしい。人間関係がぐちょぐちょで、派手な戦闘シーンも多いものの単純な戦争ものになっていないところが、大人の小説だなと感じる。スターウォーズに例えると、エピソード5の「帝国の逆襲」のように感じた(個人的な感想です)。
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単にロジスティクス(物流)のSFかと思いきや、ポリティクスSFの様相をを呈してきたぞ。
軍内政治・星系間の政治の駆け引き攻防を縦糸、謎の生命体『ガイナス』との戦いを横糸に話は展開していきます。
前半は、軍内政治の攻防で冗長ぎみ。後半は小惑星要塞攻略戦を中心に読ませます。
それにしても、独特な名前の登場人物でしかも性別が判りづらい(笑) -
やっぱりこの続きも読みたいかも…