- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150314958
作品紹介・あらすじ
戰の民統一を見据えるカイエンらバアルベク軍。だがその前に七都市連合軍、そして二人の背教者を従えた最強の諸侯が立ちはだかる
感想・レビュー・書評
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前巻同様、非常に読みやすく且つ続きが気になるお話で、ゆっくり読むつもりが一気に読んでしまった。
全三巻構成のためか、展開は非常に目まぐるしい。全五巻構成位であればもう少しじっくりどっしりとこの世界を描けるのに~と惜しく思ってしまう。
この巻で出揃った〈守護者〉と〈背教者〉、そしてこの世界に生きる人がたどる運命はどうなるのか。最終巻も楽しみ。
あと、エフテラームが人間臭くていい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ん-期待が大きすぎたかな。
なんでこんな焦ってストーリーを進めるのでしょうか?
最後、登場人物が多くなりにつれ、誰がだれだか、誰の言葉なのか。
最後はダメでした。ななめ読み・・・。最終巻は読まないだろうなぁ。
構想はおもしろく、もっとゆったり進めてくれればかなり評価高いのではと思いました。 -
20220920
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図書館で。
マイ姫の恋する乙女みたいな思考がなんかニガテ。というか彼女の周りには主人公以外頼れる人は居ないのか?いないのか、そうか…と言うか侍女とか女性の姿が彼女以外ないのもなんか不思議。
個人的にはバイルークが死んでなかったのは良かったけど、戦記としてはえ?死なないんだアレで…という感じ。最後の敵の唐突の手のひら返しも正直「今?」という感じだった。戦っている兵もポカーンって感じじゃなかろうか。というかよくそんなに人口がもつよなぁというのが素直な感想。戦争でつぶし合ってるのにねぇ。 -
文句なく面白く、一巻よりも断然引き込まれた。ゆっくり読むつもりだったが、ついつい一息に読んでしまった。
指揮官としての手腕を遺憾なく発揮するカイエン、それを支える魅力的なキャラクターの存在によって、軍記ものとしての面白さが大きく引き上げられていたように思う。また戦線も大きく拡大し、幾つかの視点から物語が描かれることで、その感は一層強まった。絶えず戦い続けていたが、ダレることなく、展開に驚かされることも少なくなかった。広げた風呂敷の大きさから、本当に次で完結するのか不安に思っていたものの、本書では少しずつ道筋も見えて来て、単に目の前の敵を倒すだけでなく、大きな物語も同時に進行していることが、面白さに繋がっていたように思う。
広い世界の在り方がようやくある程度見えて来て、期待が膨らむ。次も楽しみだ。 -
ついに出揃う、〈守護者〉と〈背教者〉。次回の最終巻は、能力者たちの大決戦。いったいどんな結末がなるのかがとても楽しみ。